最善のアホ対策

山下です、

私は怒っています。

自動車のドライバーに対して
怒っています。

なので、もう何年も何十年も前から
ずっと溜め込んできた怒りを
ここで一気に噴火させます。

よろしいでしょうか。

.

道路、歩くじゃないですか。

あなたも歩きますよね。

信号もない、横断歩道もない
小さな交差点を想像してみてください。

見通しもそんなに良くはない、
一応、停止線くらいは引いてある。

そんな交差点です。

そんな道路を横切ろうとして
自動車が来たらどうしますか?

立ち止まりますよね。

引かれたくはないですから、
車を先に行かせますよね。

自分が道を横断する時間より、
車の方が早いですから。

何も親切心から立ち止まるんじゃ
ないんですよ。

仕方なく、引かれたくないから
先に行かせますよね。

さっさとアクセルを踏んで

「早く行けよ」

と思いますよね。

ところが、運転手がアホだと
そうはいきません。

スルスルスルーっと減速しながら
ゆっくりと停車するわけです。

歩行者を先に行かせるため、
目の前で停車します。

本当に親切な人なのかもしれません。

事故を起こしたくない、もしくは
一旦停止のルールを守りたい
という人なもかもしれません。

それなら、ありがたいですよ。

会釈の一つでもして、作り笑顔で
横断させていただきましょうよ。

それなら、私だって怒りません。

実際は違うんです。

全然違います。

私の経験上、90%の確率で
イライラ!!っとさせるような
アホ・ドライバーですよ。

それは何故か。

彼らは「完全には停車しない」んです。

私が横断を開始した瞬間から、
時速 1 km くらいのゆっくりさで
ジワジワと接近して来ます。

まるで、

「早く横断しろよ」

「さもなくば引くぞ」

「こっちは急いでんだよ」

「イライラさせんな」

と言わんばかりに、ゆっくりと
前進して来ます。

急がせてくるわけです。

もう、カッチーーーンですよ。

だから、だから先に行かせるために
私は立ち止まっていたんでしょうよ。

それを親切なフリして、停車するフリして、
実際にはジワジワ前進。

そりゃないでしょ。

だったら、早く行ってくれよ。

車の方が歩行者よりも早いんだから
さっさと通過してくれよ。

って言いたいわけです。

分かりますかね。

うまく伝わってますかね。

もう、本当にイライラするんですよね。

相手は鉄の塊ですから、生身の人間が
衝突すれば負けますよ。

そんなことは実際に起こらなくても、
ちょっと考えれば分かります。

だから、ジワジワ前進されるだけで
歩行者は危険を感じるわけです。

停車するんだったら、停車。

歩行者が完全に横断し終わるまで
停車するんでしょうよ。

いくらぶつからない距離であっても、
フライングしたらダメ、絶対!!。

一体何のための停車なんでしょうかね。

こんなの、ただのありがた迷惑ですから。

なんか、ニッコリ挨拶したのに、別れ際に
後頭部をパシンと叩かれるような気分ですよ。

私の場合、こんなことあるので
“意地でも”自動車を先に行かせます。

スルスルスルーーッと停車するような
雰囲気を醸し出すようなドライバーでも
先に行くまで直立不動ですね。

絶対に先に行かせます。

そうすれば、こんなことでいちいち
怒らなくて済みますから。

アホ・ドライバーとは関わらない。

ササッと通過してもらって、
サッと忘れる。

これが一番です。

あ、もちろん中には本当に親切そうな
私まで笑顔になってしまうような
優しいドライバーもいますよ。

でも、90%以上はそうじゃないんだ
ということを分かってくださいね。

ただし、横断歩道なら話は別です。

歩行者が横断歩道付近にいるだけで
自動車は時速20 km 以下に減速する
必要があります。

たとえその歩行者が横断しなくても
「徐行の義務」があります。

そして歩行者が横断する場合には
完全に停車させる必要があります。

歩行者優先ゾーン、それが横断歩道。

歩行者天国と同じです。

ですから、待ちません。

待つのは自動車です。

まあ、横断歩道があるってことは
それだけ交通量が多いですから、
待っていても横断できませんしね。

実際、徐行も停車もしない
アホ・ドライバーがほとんでしょう。

99%以上、そうです。

そうですよね。

ですから、私はあえて前進します。

危ないですけど、ドライバーを
ジロリと見ながら横断します。

「テメー!あぶねーだろ!!」

と何回か文句を言われたこともありますが、
完全無視。

アホ・ドライバーとは関わらないのが
一番です。

私たちは自動車に乗ると、なぜか歩行者より
強くなったような、偉くなったような気分になり、
態度まで大きくなってしまいます。

でも、実際には逆ですよね。

大きくなるほど、強くなるほど、
実は小さい人のため、弱い人のために
生きる必要があります。

成績が良いから、難関大学に合格したから、
大手企業で働いているから、キャリア官僚だから、
世界チャンピオンだから、10回当選した議員だから、
高級車に乗っているから、豪邸に住んでいるから、

という理由で横柄な態度になる人のことを
私は『アホ』と呼びます。

『アホ』は伝染しますから、関わらないこと。

距離をとって、忘れ去ること。

そして、何よりも自分自身が『アホ』認定
されないように注意するべきでしょう。

指摘してくれる人を大切にし、
謙虚でいたいものです。