カルト教団から身を守る方法

山下です、

「カルト教団」と聞くと、
どんなイメージが浮かびますか。

「怪しい」とか「悪の組織」とかじゃ
ないでしょうか。

実際、そうなのかもしれません。

カリスマ的な指導者のもと、
少数の熱狂的な信者たちが集う。

そんな集団は世界中にたくさんありますが、
特に『反社会的』だと判断された場合、
この「カルト」というレッテルを貼られます。

ただ集まって、好きなことをしているなら
ただの同好会とかサークルです。

ところが、人が死んだ場合。

これはもう放っておくわけにはいきません。

警察やマスコミが一斉に活動し、
徹底的にやられます。

悲しいことに、日本でも
そういう事件がありました。

まあ、恐ろしい話です。

普通に聞いたら、なぜそうなるのか
理解できない人がほとんどでしょう。

でも、私たちはその仕組みを
知っておく必要があります。

自衛のために。

歴代のカルト教団には、大きく分けて
2つの特徴があります。

1)じわじわ殺す

人を惹きつける魅力を持ったカリスマ。

それに賛同し、集まった信者たち。

彼らは何も最初から殺人目的で
集まっているわけではありません。

最初はイイ感じなんです。

理想を掲げて、実現のために努力する。

素晴らしいことだと思います。

しかし、その過程で少しずつ
人間関係に変化が起こります。

信者同士の競争、対立が起こるんです。

指導者に認められたい、一歩でも近づきたい。

そういう思いが彼らを突き動かします。

そしてイジメ、リンチを経て、
最初の殺人が起こるわけです。

そう、最初に死ぬのは信者なんです。

教団内の殺人行為が日常的になると、
次は部外者まで殺すことになります。

2)思考停止

毎日の変化があまりにも小さくて
気がついたら、いつのまにか
人を痛めつけているわけです。

ですから、

「暴行なんて当たり前」

「殺人?まあしょうがないね」

という雰囲気を全員が共有している状態。

それが普通なんですから、
疑問すら抱きません。

「ちょっと問題なんじゃないの」

なんて言おうものなら、

「じゃあ、脱会しなよ」

と言われるんじゃないだろうか。

自分が暴行を受けるんじゃないだろうか。

いや、殺されるかも..

という恐怖もありますよね。

そうなると「考えない集団」の完成です。

あとはもう教祖様の命令どおり。

自殺しろと言われたら服毒するし、
サリンをまけと言われたら実行します。

以上2点。

注意しましょうね、と言いたいところですが、
実はここからが本題です。

これって、会社でも政府でも
当てはまることなんです。

つまり、人間の集団であれば
2つの特徴を持っているんです。

たとえどんな組織であっても、です。

よくよく考えてみてください。

例えば、政府。

戦争しますよね。

人、殺しますよね。死にますよね。

例えば、会社。

過労死、自殺、ありますよね。

会社の場合だと、裁判になったり
社長が検察に怒られたりしますが、
「カルト会社」とは言われません。

政府の場合だと、そもそも合法なので
誰にも何も言われません。

「カルト政府」とも言われません。

そうですよね。

ですから、結局のところ
どの集団に属していても
同じようなものなんです。

ただ、重要なポイントは、

「自分で選択しているかどうか」

にあります。

自分で理解し、責任を持って選択した
のかどうかということですよ。

一番最悪なのは、

「他の人に勧められたから」

とか

「なんとなく」

とかいうパターン。

後戻りが許されない状況になってから

「こんなはずじゃなかった」

なんて言うのが最悪ですからね。

少人数の組織であれ、大きな組織であれ
消滅までの過程はだいたい同じです。

同じような始まり方でスタートし、
同じような終わり方でゴールします。

大規模な組織になればなるほど、
変化がとても遅いので、まるで
未来永劫安定しているかのような
錯覚を抱きがちです。

ですが、大きな組織であっても
必ず終わる時が来ます。

寿命があるんですよね。

どの組織に属するのか。

なぜその組織を選択するのか。

自分の責任でしっかりと選択
したいものです。

それこそが最強の自衛手段ですから。