チラチラ症候群

2016/06/01

説明しよう。

チラチラ症候群とは
人目が気になって仕方ない
現代病である。

自分は他人からどう見られているか
気になって気になって落ち着かず、
常にチラチラしてしまうのだ。

スマホでチラチラ。

ビルの窓でチラチラ。

トイレの鏡でチラチラ。

前髪を2ミリくらい動かしてみたり、
キメ顔を作ってみたり、
そうしないと不安で仕方ないのだ。

..

女性ならまだ分かりますよ。

お化粧をしたり髪型やファッションに対して
男以上に気を使う理由があるんだと思います。

問題は男性ですよ。

同じ性別だからですかね。

チラッチラしている男を見ると
無性に腹が立つんですよね。

髪をグシャグシャって触ったら
泣き出すんじゃないですかね。

それくらい外見を気にしているんです。

あなたも見たことありますよね。

結構いますよね。

それで、たいして格好良くもないんですよ。

「お前なんて誰も見ちゃいねーよ」

って言ってやりたいですよ。

それで、チラチラ症候群の原因について
少し考えてみました。

生まれた時、私たちは母親から父親から
見守られて成長しました。

見られて当然。

守ってもらって当たり前の環境です。

そのまま大きくなります。

すると、他人も自分の両親のように
自分のことを見ているものだと
勘違いしてしまいます。

「皆は俺のことを見ているはず」

「親切にして守ってくれるはず」

「なぜなら、ママはそうしてくれたから」

ここまで単純じゃないかもしれませんが、
おおよそ当たっていると思います。

家から一歩外に出れば、
自分のことに興味を持っている人間など
一人もいないことに気付けないんです。

当たり前ですが、全員ママじゃないんです。

あなたもちょっとだけ思い出してみてください。

あなたは、今日すれ違った人を何人思い出せますか。

おそらく一人も覚えていないでしょう。

私も覚えていません。

いや、一人だけかなり美人さんがいました。

美人だったことは覚えていますが、
もう一度会っても分からないくらい
忘れています。

それくらい他人なんて見てないんですよね。

全員そうです。

その事実に気付きさえすれば
チラチラ症候群は治ります。

どうせ見られていない外見に気を使うなら
もっと内面を磨くことが大切です。

内面が素晴らしい人って
それだけでカッコイイですから。

知識、経験、スキルなどで勝負できるような
人間でありたいものですよね。

ちょっと偉そうなことを言ってしまいました。

そういう私は結構ダメダメ人間です。

チラチラ症候群の人に対して
どうしてこんなに腹を立ててしまうのか。

冷静になって考えると、私の弱みが見えてきました。

おそらく、私も昔はチラチラ症候群だったんです。

自分のことを中心に生活していた時期がありました。

その時は結構楽しかった。

だから本当は羨ましいんです。

ずっとチラチラ症候群のまま生きていられるなら
それが理想的なんだと思います。

ところが現実はそうじゃなかった。

私が予想していたよりも過酷で冷酷だった。

その現実を受け入れたくなかったけれども
生きるために辛い道を突き進んだ。

本当はみんなに愛してもらいたい。

家族のように仲良く生活できたら
どんなに素晴らしいだろう。

これが私の本音です。

でも現実はそうじゃない。

その怒りがチラチラ人間に対して
出てくるんだろう、と今思いました。

怒ってたらダメですね。

なんか自分が情けなくなりました。

今度チラ男に遭遇したら、

「大丈夫、お前は愛されてる」

って抱擁してあげます。