がんばってるぜ、オレ

2015/12/15

あなたの職場に『がんばってる感』を出しながら
仕事をしている人がいませんか?

いますよね。

上司や女性の方をチラチラ見ながら
アピールに余念がない人です。

普段あまりいい結果を出していない場合は

「ほら、頑張ってるんだよ」

ということを表現してきます。

お気に入りの女の子がいる場合は..

あからさまに態度を変えて
気に入られようとします。

よくあることですよね。

これって本当はすごく恥ずかしいことです。

評価してもらうはずの人からも、周囲の人からも
【無能の烙印】を押されます。

おでこにポンと押印です。

本人は額のスタンプが見えないので
気付くことがありません。

クスクスと笑われていても
理由を理解できないです。

ここで指摘してくれるような友人でもいれば
スグに気付くことができます。

なので、自分の良いところも悪いところも
気軽に言ってくれる人はとても貴重です。

人間であれば誰でも自分自身のことが
一番良く分かっていないのかもしれません。

カメラで例えると、

周りの写真はいくらでもパシャパシャ撮れるけど
そのカメラ自身の写真は撮れないようなものです。

外見のことであれば鏡やビデオである程度までは
知ることができるかもしれません。

でも、常に持ち歩いてチェックしながら
生活するわけにもいきませんし、
何よりも内面については確認できません。

あなたの発言で相手はどういう思いになったか
表情や声、服装や髪形、あなたの行動が
他人にどう映っているかは確認できないのです。

実はこの世の中で一番分からないことは
自分自身なんじゃないかと私は思います。

がんばってるアピール君が存在するのも
きっと自分自身が見えていないからです。

近所迷惑を続けながら生活している人も
犯罪で逮捕されるような人も
結局は自分が見えていないのが原因です。

イラッとするような人に遭遇した場合は

「あ、やっぱり見えてないんだ」

と気付くことができます。

そしたら自分自身はどうなのか
振り返ってしまうはずです。

変な人のおかげでそこまで気付けるわけですから
実はけっこうありがたい存在なのかもしれませんよね。

日記

Posted by 百年一瞬ブログ