ガンバレ!!

山下です、

「頑張ってください」

「応援してます」

という言葉をよく聞きます。

いや、私も言われることがありますが、
他の人に対してもよく使われていますよね。

例えば、好きな芸能人なんかに
遭遇したりなんかして、

「ファンです、頑張ってください」

なんていう場面、あなたも
見たことありますよね。

他にはスポーツ選手の試合観戦で

「ガンバレ!!」

とかよくありますし、他には
選挙活動中の立候補者に対しても

「ガンバレ~~~!!」

なんてお姉さまたちが手を振ったり
するじゃないですか。

その度に、毎回、私は思うんです。

「お前もな!!!」

って。

そりゃ応援する気持ちは分かりますよ。

そんなに悪気があるわけじゃないことくらい
十分理解しているつもりです。

だから、あえて面と向かって

「お前もガンバレよ!?」

なんて言いませんよ、そりゃ。

でも、でもです。

内心は絶対思ってますって。

「お前こそガンバレよ」

って思ってますって。

芸能人とかスポーツ選手なんて
弱肉強食、もう激烈な競争の中で
毎日毎日戦っているんです。

プロですからね。

だから絶対頑張っているんですって。

言われなくたって、もうすでに
何百倍、何千倍も頑張っているんです。

それこそ時間なり、お金なりで
多くの犠牲を払い、人生をかけて
挑戦しているんですって。

一方、お客さんはどうでしょう。

頑張っているんですかね。

自分の仕事なり、学業なり、何かしらで
必死にもがいているんでしょうか。

何度も限界を超えるほど頑張ってますかね。

多分、多分ですけど、そうじゃない人が
圧倒的に多いでしょう。

ですから、本当に滑稽なんですよね。

特に選挙で「ガンバレ」は無しですよ。

それって完全に他人事じゃないですか。

本来であれば、日本では政治家という職業
など存在しないんです。

ですから選挙で落選したら失業という
考え自体が存在しないはずなんです。

次の選挙で当選することが目的の政治家
なんて絶対におかしいですからね。

それじゃあ政治家じゃなくて、
「選挙家」ですから。

当選家は、当選したらまた次の選挙で
当選するために活動します。

そんなの政治じゃありません。

ですから、本来であれば一度でいいんです。

特に国会議員なんて重要な仕事は
有権者全員が立候補するべきでしょう。

選挙家を応援するんじゃなくて、
自分で立候補するんですよ。

本当に、どうしても都合がつかない場合、
しょうがなく他人に任せるわけです。

ですから、本来は投票するとき
謝罪するべきなんですよね。

「私は自分の都合で立候補しませんでした」

「国会を他人に丸投げして、ごめんなさい」

という気持ちが、本来あるべき姿。

それを、のんきに

「ガンバレ~~~」

なんてよく言えますよね。

「お前が頑張れ!」

「立候補しろ!」

って私は思います。

まあ、当選家からすれば立候補者が
少ない方が有利になりますから、
そりゃ嬉しいでしょうけどね。

「よしよし、立候補するなよ」

なんて思いながら手を振るでしょうね。

若干話が脱線してしまいました。

これからは「頑張れ」と言いそうになったら
自分自身に問いかける必要があります。

「いや、ちょっと待てよ」

「自分は頑張っているのかな?」

と、自問しましょうよ。

そして、もし応援する側が
応援される側よりも頑張っていなかったら。

応援する側が頑張るべきでしょう…

私はいつも思うんです。

頑張っている人を見ると、
自分も頑張ってみたくなる。

勇気をもらえる。

少しでも前進できそうな気分になれる。

だから、スポーツを観戦したり、
芸能を楽しんだり、選挙演説を聞いたり
するわけです。

ですから、

「励まされたよ、ありがとう!」

「私も頑張るよ!」

と言いましょうよ。

もし、自分が逆の立場だったら
結構嬉しいはずですからね。