働けるだけ働いても給料ダウン

2017/12/26

山下です、

師走、忙しいですか?

忙しいと思えるほど仕事がある
ということはイイことです。

それだけ周りの人たちから
求められているわけですから、
ある意味幸せなことです。

まあ、同じ“忙しい”でも
「ガッツリ儲かる」忙しさなら
楽しいですよね。

実はさっき、豆腐と卵を買いに
近所のスーパーへ行ったのですが、
そこで元気なおじいさんを見ました。

お店の責任者相手に、大声で
説教しているおじいさんです。

店の隅々まで響き渡るほどの大声。

1階から5階までのエレベーターで
私の後ろでしたから、全部聞こえました。

彼が何者なのかは分かりませんが、
発言の内容には共感してしまい、
思わず「プッ」と吹き出したんです…

おじさん:働いても儲からないだろ?!

店の人:ええ、まあ…

おじさん:理由を知ってるのか?

店の人:いいえ..

おじさん:上が欲張りすぎなんだよ
(意味不明)

店の人:はぁ

おじさん:政治家をどうにかしてやらないと

店の人:ハハハ

おじさん:なに笑ってんだ?本気だぞ?!

店の人:・・・

おじさん:見てみろ、ガラガラじゃないか!
(事実)

おじさん:従業員の方が多いぞ!!!

はい、ここで笑ってしまいました。

会話の内容は支離滅裂(に聞こえた)
だったので、割愛します。

確かにそのスーパー、日本人なら
知らない人はいないくらいの大手です。

でも、ガッラガラ。

1階の食品売り場はまだ賑わっていますが、
2階、3階、4階、5階と上昇するにつれて
お客さんが減少。

本当に従業員の方が多い状況です。

従業員の方なんて暇すぎるせいか、
ずっとコッチを見てきますからね。

忙しい、でも儲かっていないことは
一目瞭然でした。

色々事情はあるでしょうが、
最終的にはそのスーパーなら
社長さんなり、会長さんの責任ですし、
従業員はその被害者。

では、どうしてこうなったのか。

私なりに原因を考えてみました。

1:レッド・オーシャン

まず、すぐに思いつく原因としては、

「競争が激しすぎる」

という点ですよね。

同じような商品を扱っているのであれば、
ライバルの数だけ利益は減ります。

食品であれば、お客さんだって
ある日突然10倍多く買い始める
なんてことは起こりません。

ですから、競合が多くなればなるほど
お客さんの争奪戦になるわけです。

実店舗に加えてネットでも
買い物する時代。

ライバルは世界中にいます。

*以前の話「お金が減る仕事の正体
も参照してみてください。

2:プロじゃない

それともう一つ。

会社って売上や従業員、そして
創業からの年月が経てば経つほど、
実は社員さんたちが激変します。

「事なかれ主義」の人たちが
どんどん増えます。

新しい挑戦を拒み、リスクを回避し、
今まで通りの現状を維持したい
という社員さんが多数派になり、
最終的にはツブれます。

つまり、

「プロフェッショナル」

ではなく、アマチュアさんたちの集まり
になることで、儲からなくなります。

残酷な言い方に感じるかもしれませんが、
事実です。

真のプロ集団であれば、お客さんより
従業員の方が多いなんてありえません。

もう世界中から買い物客が殺到する
ハズなんですから、本来は。

..

どの市場で勝負するかというのは、
創業者の判断ですから、これはもう
他人が干渉すべきじゃないでしょう。

つまり、1)はしょうがない。

でも、2)は現場の正社員たちが
頑張れば変えられる話です。

お客さんから

「プロだね」

と認められるような仕事人に
なりましょうよ、ってことです。

ということで、時間的にもアレなんで
今回はココまで。

次回、

『お客さんからプロ認定されることで、
高収入の仕事“だけ”でスケジュール帳を
埋め尽くす、楽しく忙しく働く方法』

について話しますね。

もうお気づきだと思いますが、
これってスーパーだけの話
じゃありません。

世の中に存在する全てのビジネスで
通用する方法です。

ぜひ、楽しみに。