コピーライターの宿敵!和製英語(ゴールデンウィーク、キャンピングカー)の正体とは

2017/05/11

山下です、

ゴールデンウィークって名付けた人、
ネーミングのセンス抜群ですよね。

ウィキペディアによると、
松山英夫という人が名付けたそうです。

松山英夫: (1906 – 1986) 
大日本映画制作株式会社 (大映)の映画プロデューサー

1951年に大映の「自由学校」という作品が
記録的大ヒットを達成しました。

ライバル会社の松竹も同じく「自由学校」を
制作し、同じ頃に上映したそうです。

最近でいうと「君の名は」くらいの
盛り上がりだったんでしょうね。

お盆前のこの時期、大繁盛したわけです。

当時は朝鮮戦争まっ最中。

日本はアメリカに占領されていました。

ただ、GHQの最高司令官マッカーサーが
トルーマン大統領と大げんかをして
アメリカに帰った直後の時期です。

そんな時、みんな映画を観に行ったんですね。

まだテレビも洗濯機も普及していない頃です。

きっと嫌いな上司がいなくなった直後みたいに、
みんな嬉しくて、だからパッと映画で贅沢
したんじゃないでしょうか。

その時、松山氏は「ゴールデンウィーク」と
名付けたわけです。

それで今でもずっと使われています。

いやー、凄いです。

ゴールデンウィークですからね。

なんだか、きらびやかで、みんな笑顔で
ワクワクして、開放感がありますよね。

お金も使っちゃうわけです。

このネーミングが、戦後の高度経済成長を
後押しすることになったんですよね。

やっぱりコピーの力って凄い。

ちなみに…

日本放送協会 (NHK) ではゴールデンウィーク
という単語が禁止されています。

理由は、

  • 映画業界の宣伝になる
  • 休めない人にとっては「ゴールデン」じゃない
  • 一週間以上になる場合もある
  • 外来語はなるだけ避けたい

というものだそうです。

代わりに「大型連休」ならOK。

和製英語は今日で禁止しよう!

当然ながら「ゴールデンウィーク」は
日本国内でしか通用しない単語です。

つまり『英語のような日本語』です。

ここで若干細かい話をします。

細かいですが、結構深い話です。

よく、「和製英語」という表現を見かけますが
これは「英語のような日本語」とか「英語風日本語」
と言うべきです。

「和製英語」とは、つまり「英語」のことです。

「英語だけど日本人でアレンジしちゃた」

という意味だと思いますが、全然ダメ。

「和製」になった時点で「英語」ではありません。

もっと言えば、カタカナで表記した瞬間、
それはもう日本語なんです。

例えば、

ゴールデン=日本語

Golden=英語

です。

「いや、Goldenを日本語でゴールデンって言うんですよ」

「だからGolden=ゴールデン=英語です」

と反論されるかもしれません。

しかし、これも全然ダメ。

そもそも、英語は日本語で表記することができません。

不可能なんです。

Golden=Goldenでしかありません。

でも、Goldenと書いたら意味不明なので困りますよね。

いくら困ったって、解決方法はありませんけど。

Golden=Goldenでしかありませんからね。

「それじゃ、納得できません。どうにかしてください」

と言い寄られて、崖っぷちに立たされたら、

「ご、ご、ッゴ、ゴールデン(日本語だけど)」

って言うしかないというだけのことです。

..

この問題については後日たっぷりと時間をとって
もう一度説明しますね。

同様に、キャンピングカーも完全に日本語です。

英語のような日本語です。

キャンピングカーが気になったので、調べてみた

最近、キャンピングカーが流行ってます。

そもそも欧米で盛り上がったスタイルですが、
日本でもオリジナルの市場が充実してきました。

私も興味があって、いろいろ調べたんです。

気ままに移動しながら生活するって
魅力的ですよね。

今まで一度も利用したことはないんですけど、
やっぱり一度は体験して観たいじゃないですか。

なので、どんなものかちょっと調べました。

グーグルで検索しました。

すると、またまた「英語風日本語」問題に
ブチ当たりました。

意味不明な単語が乱用されているんですよ。

..

キャンピングカーには

バンコン、キャブコン、バスコン

といった種類があるそうです。

バンコンとは(晩婚じゃないよ)

バン(自動車のバン)+コン(コンバージョン)

という意味らしいです。

つまり、バンをキャンピングカー仕様に改造したら
それはバンコンなんだそうです。

PPAPかよ!って突っ込みたくなります。

略して、合わせて、新語を作り出す力って
本当にすごいものがありますね。

同様に、キャブ(トラックらし)を改造したらキャブコン。

バスならバスコンらしいです。

もちろん、完全に日本語。

日本国内のみ通用する単語。

若干疲れてきたので、ババっと私の意見をまとめますね。

バン:

van のこと。普通自動車のトランクと後部座席の境界がないタイプ。

コン:

conversion のことらしい。計画通りに物事を変化させること。

キャブ:

cabin のこと。ゆったりと落ちつける空間。別荘。操縦席。
cab のこ。ニューヨークを走っている黄色いタクシーのこと。
日産が「キャブスター」という名前のトラックを販売したので、
日本ではトラックのことをキャブと呼ぶ場合がある。
トヨタが「ウェルキャブ」「ダブルキャブ」という商品名を使用し、
操縦席をキャブと表現している。

つまり、キャブという日本語は、操縦席とトラック、両方の意味を含む。
(意味が違ってしまうので cabin を cab と略さないほうがいい)

キャブコン:

トラック型のキャンピングカー。
(操縦席はすべてのキャンビングカーにあるので、
操縦席を残したキャンピングカーという理解は難しい)

あーヤヤコシイ。

なんでこんなヤヤコシイ事になっているのかな..

それぞれの違いを簡単に言うと、
大きさが違います。

バン < キャブ (シャワー付) < バス (トイレ付)

という具合です。

それと、もう一つタイプがあります。

トレイラータイプです。

(トレコンと言うのかどうか不明)

トレイラータイプ:

 

これ、カッコいいです。

欲しいです。

ついでに自転車タイプもあるみたい。

自転車手作りタイプ:

(絶対いらない)

あれこれ気になって考えた結果

最近は、あーでもない、こーでもないと
キャンピングカーについて考えています。

それで、今は私なりの結論が出ています。

「日本では不要」だという結論です。

1)そもそも駐車できない

キャンピングカーで停泊できる場所は限られています。

そうすると、気ままに移動して、好きな場所で停泊できる
という最大の醍醐味を味わえません。

2)夏暑い、冬寒い

キャンピングカーといっても自動車と同じです。

断熱材で対策をしていたとしても限界があります。

3)高額

一番安い方法だと、1日2万円ほどでレンタルできますが、
ホテルに宿泊した方が安く、快適だと思います。

(新車の購入だと、安くても500万円以上)

4)事故のリスク

車体が大きくなるほど運転は難しくなります。

狭い道路は通れない場合もあるでしょう。

電車やバスで移動できるのであれば、そうした方がいいです。

ダメそうなことばかり考えていても
良いところが見えないでしょう。

なので、一度試しにレンタルして使ってみてから
どうするか考えるのがベストかな、と思います。

ちなみに、キャンピングカーのことは
北米では「キャンパーバン」とか「モーターホーム」
って言われるそうです。

どちらも日本語ですけど。