私が“自撮り”をしない理由
山下です、
私は自分のことを自分で撮影
したことがありません。
いわゆる『自撮り』ってやつです。
一度もやったことがないですね。
どうしても必要に迫られた場合は
やるかもしれませんが、Facebook や
ブログなんかで
「イェーイ」
って感じにはなりません。
どうしてかと聞かれても、
逆にどうして自撮りするのかと
質問したいくらいですよ。
頼まれてもいないのに自分の顔写真を
全世界に公開して、楽しいんですかね。
何をアピールしたいんでしょうか。
全く意味が分かりません。
自分を見て欲しい人、特に女性だったら
まだ理解できます。
「男の私とは全く違う考え方だろうな」
ということは理解できます。
それに、その女性がセクシーだったり
可愛くて美しい容姿であれば、まあ、
まあ、悪い気はしません。
でも男は完全に理解不能ですね。
むしろ不快。
画角に入り込んでくるんじゃねーよ
って感じです。
特に。
特に、外国を旅行した時の自撮りは
許せませんね。
単純に現地の人とか建物なんかを
撮影するなら分かりますよ。
そこにお前が入り込んでくるんじゃねーよ
って言いたいんですよ。
だって、関係ないじゃないですか。
そりゃ建国に関わった人だとか、
自分が創り上げた成果なら分かります。
もしくは、もう何十年もそこで暮らし、
現地の人々と同じ文化、言語、仕事を
している人なら、まだ分かります。
それなら画角に入り込んでも、
まあ許されますよ。
でも、そういう人に限って
「イェーイ」
とはならないでしょうね。
そうじゃない、ただの旅行者が
何をアピールしたくて自撮りするのか
私には全く理解できないんです。
しかも、ただの旅行者に限って
その国のココが変だとか、悪いとか
論評するんですよね。
例えばサウジアラビアを旅行して、
「女性を布で隠すのはおかしい」
「女性の人権が守られていない」
とか、本当に色々言うわけですよ。
いやいや、違うでしょ。
ただの旅行者が何言ってんの
って感じですよ。
現地の砂漠とか高層ビルとか見て
自撮りして、イェーイってやって、
「サウジ?知ってる知ってる」
ってなるわけです。
そんな情けない姿を自撮りするなと、
よくもまあ堂々と公開できるなと、
私は思うわけです。
観光業のお客さん、ってだけですからね
旅行者って。
移動や宿泊、お土産でお金を使ってもらう
ただのお客さんでしかありません。
だから現地の人たちも一応笑顔で対応
しているだけの話ですから。
ディスニーランドのお客さんと同じですよ。
お客さんには裏方の気持ちなんて
絶対に分かりません。
ミッキーの中身が一体何を思っているのか
絶対にわからないわけです。
それでディスニーランドを知った
かのように語るようなもの。
「年間パスで毎週行ってるから」
「もう、何でも知ってるよ」
って、いやいや、絶対に分かりませんから。
最低でも10年くらいは着ぐるみを着たり
園内の掃除をしたり、経営戦略を考えたり
しないことにはディズニーランドの
ディの字も理解できないんです。
外国の観光客も同じ話。
とりあえずお客さんなんだから、
立場を理解しないといけませんね。
それを理解せず、自撮りでイェイな人を
私は「自撮りバカ」と呼びます。
自撮りバカほど、入出国回数とか
パスポートの捺印数を自慢します。
そして、海外ではとか日本はどうとか
躊躇なくおっしゃるわけです。
自撮りバカはどこの国にもいます。
特に多いのが白人かもしれません。
日本に来て、日本のここが良いとか
ここが問題だとかおっしゃります。
もちろん、彼らは自撮りも大好きですよ。
だって、自撮りバカですから。
基本的には、そう言う人の話は
真に受ける必要がないです。
暇な時にでも聞き流すくらいで十分。
母国がいいなら、母国で住めばいい。
日本がいいなら、日本に住めばいい。
ただそれだけのことです。
あーだこーだと注文をつけて
都合の良い条件に変えようとする
そんな傲慢さこそ、大問題でしょう。
外国を訪問する時はもちろん、
国内旅行だって全く同じですよね。
現地の文化、風習、言語などを
最大限に尊重したいものです。
いくら自撮りしたって、所詮は
ただのお客さんなんですから。
自撮りバカだけにはなりたくない。
私は強く思います。
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