自殺をゼロにする方法、もっと真剣に考えよう

山下です、

神奈川県の座間市にあるアパートで
生首9個が保管されていた事件。

容疑者の逮捕から3週間。

ずっと私の脳内にこびりついて
離れません。

以前も取り上げた内容なのですが、

アパートに生首9個を保管した男:
http://bbs-manager.net/zn-1158.html

今回、もう一度だけ言わせてもらいます。

「テレビ局の報道」と「自殺対策」の
2つについて話します。

1)テレビ局の報道

私たちは今、カメラに撮影されながら
生活しています。

街を歩いていても、店に入った時も、
ATMやスマホをいじっている時、
私たちはしっかりと撮影されています。

特にみんなが持参しているスマホは
移動式のカメラです。

誰でもすぐに撮影できますからね。

電車だと、もう平気で盗撮する人がいて
本当に驚きです。

この前、おじさんが口を開けて寝てたら
前に立っていた大人しそうなお姉さんが
平気で盗撮(無音)してて、かなり
ビックリしました。

きっと笑いのネタとして友達と
共有したかったんでしょうが、

「バレなきゃOK」

という考え方も蔓延しているわけです。

しかも本人の意思とは関係なく起動させ
撮影するような遠隔操作も可能なわけで、
とにかく私たちはあらゆる場所で
監視されながら生活しています。

もちろん、メリットとデメリットがあり、
圧倒的にメリットの方が大きいから
そうなっているんですけどね。

何かしら悪いことが起こった時に確認できる、
もしくは悪いことが起こらないように抑止する
というメリットがあるわけです。

本来、私たち日本人には人権がありますから、
無許可で撮影すること自体、犯罪です。

ですが実際は、防犯や証拠を残すためなら
まあ許されているわけです。

本当はダメだけど、メリットが大きい場合、
ただデータを残すだけならOK。

そういう暗黙のルールがあるわけです。

しかし、そのデータを公開するとなると
話は全く変わってきます。

本人の許可なく公開してしまうとアウト。

犯罪です。

それで、今回の事件。

容疑者の顔写真が公開されましたよね。

これ、無許可だったらアウトです。

つまり容疑者の許可を取ったのかどうかは、
公開するべき超重要ポイント。

ですが、テレビ局はそうしていません。

どんなに外道でクズのような悪人であっても、
どんなに素晴らしく天使のような善人でも、
人権はあるんです。

ですから、無許可で顔を放送するのは
完全にアウト、犯罪です。

しかも、容疑者ってこれから調べます、という
まだ有罪じゃない人のことですからね。

それをバシッと顔写真の公開って。

あなたはどう思いますか?

かなり疑問ですよね。

そこで私、テレビ局に聞いてみました。

日本テレビ、テレビ朝日、フジテレビ、TBS
に聞いてみたところ、

「回答しないことになっています」

という不思議な回答でした。

担当部署が違うとかそういう話ではなく、
単純に“回答しない決まり”だそうです。

本当はルールがあるんですよ。

主要メディアで決めているルールがあることが
後々分かったのですが、それすら答えない
ことになっているんです。

まあ、なんと言えば良いのか、3分くらい
ポカンとしてしまいましたが、そんな発想も
あるものかと勉強になりました。

答えない、という答え。

あるんですね。

正解はある、知っている、でも教えない、
答えないが放送はする、公共性はある…

子供に教えたら、きっとテストで乱用して
全教科100点取れるかもしれません。

ちなみにTBSの態度が最悪でした。

私の勝手な感想ですが、

「おい平民!、頭が高いぞ!」

と言われたような感じでしたよ。

(ちなみに一番印象が良かったのは日本テレビ、
次がフジテレビでした)

まあ、そんなものかと自分を納得させた頃、
被害者の顔写真も公開されたわけです。

残念ながら9名ともこの世にはいませんから、
死人には人権もないということなんでしょう。

遺族や視聴者がどんなに抗議したって、
本人からの被害届がない限り、罪じゃない。

それより視聴率..

実際に数字は上がるんでしょうし、
視聴者が沢山いるということです。

ですから何が良いのか悪いのかという
判断基準は人それぞれ違うんでしょう。

ただ、被害者はもっともっと守ってあげても
いいんじゃないのと、私は思います。

2)自殺対策

今回の事件が異様なまでに印象的なのは
被害者が「自殺」を考えていたかもしれない
という点ですよね。

容疑者は自殺を助けてあげただけ
なのかもしれない。

今も警察が真相を究明している最中ですし、
本当のところはどうなのか分かりません。

でも、事実として毎年2万人ほどが
自ら命を絶っているんですよね。

毎日60人ですよ。

昨日も、今日も、60人。

だったらその中の数名が今回被害者に
なっていたって不思議じゃないですよ。

可能性としては十分高い。

自信たっぷりで元気よく生活していた人が
殺されたという事件とは全くの別物でしょう。

ですから、今回の事件は本当に本当に
根深くて巨大な問題が潜んでいるわけです。

容疑者を非難すれば済む話じゃない。

SNSを規制したってダメ。

真犯人は言い過ぎかもしれませんが、
被害者の危機感、ガードを下げさせた人が
大勢いることになりますからね。

つまり、今回の事件を解明するには
毎年2万人の自殺者をゼロにするまで
深掘りする必要があるんです。

原因を究明し、万全の対策をとる。

かなりハードルは高いですよ。

高いですが、やるしかないですよね。

正直に言いますが、私には自殺を考える人の
気持ちが理解できません。

実際にギリギリまで追い込まれた人でしが
理解できないと思いますし、だからこそ
自殺対策は難しいんでしょう。

元気な人、大成功した人、幸せそうな人が

「対策に全力を尽くします」

なんて言ったところで、弱っている人には
全く響かないですからね。

..

もしかして、家庭や学校の教育にも、
食事や運動にも、未来の希望を感じられない
原因があるのかもしれません。

 

平然とスマホで盗撮するような友人がいて、
「回答しない」というルールのテレビ局が
放送する番組を家でみる。

そんなバレなきゃOK、合法ならOKという
低いモラルこそが、実は誰かを傷つけ、
自殺へ追い込んでいる真犯人なのかもしれません。

あなたはどう思いますか?

最終的に、対策としては

「自分の自分に対する評価」を

グングン上げる必要があるでしょう。

  • どんな困難であっても自分なら乗り越えられる
  • 自分は幸せに生きる運命にある

元気な人、高いセルフイメージの持ち主が
当然のように考えていることです。

この2点だけでも幼少期から教えられる親や
先生であれば、かなり結果が期待できるでしょう。

本当に根深い事件です。