その健康法ってホントに健康法?
山下です、
「元気があればなんでもできる!」
というフレーズがあるとおり、
人生健康が一番でしょう。
健康で生きていれば、それだけで
成功者なのかもしれません。
あなたは普段の生活で
健康に気をつけていますか?
健康になるための工夫を
取り入れているでしょうか。
私の住む街には高齢者が多いです。
近所に立派な公園があるのですが、
常におじいちゃんとおばあちゃんが
なにやら体操をしています。
おそらく健康のためなんでしょう。
腰をツイストしたり、前屈したり、
棒にぶら下がったりしています。
みなさんお元気です。
それだけ自分の健康について、
意識が高いんだと思います。
きっと家では健康食品を取り寄せて
朝晩毎日食べているんでしょうね。
素晴らしいことです。
が、そんな高い健康意識のせいで
被害を受けている人もいます。
それは、ズバリ「子供」。
健康意識がとても高い親から
被害を受けています。
特に食事で虐待されているんです。
いわゆる『フード・ハラスメント』。
略して“フーハラ”というやつ。
具体的には、
- 朝、昼、晩、3食食べる
- 食べ残しはダメ
- 好き嫌いはダメ
- 野菜はきっちり食べる
という被害が多発しているんです。
このフーハラが厄介なのは、
親や教師たちに悪気がない点。
良かれと思って加害者になることほど
厄介なことはありません。
一見正しく聞こえることでも、
医学的な根拠が全くないことが
本当に多いわけです。
中でも特に心が痛いのは、
野菜嫌いの子供がまるで悪者のように
扱われている現実でしょう。
もちろん善意の虐待なのですが、
見ていて本当に可哀想です。
私たちの体は、体に良いものを食べたい、
美味しいと感じるようにできています。
逆に、体に悪いものは不味いと感じて、
食べないようにできています。
何を食べるべきか、何を食べないべきか。
その答えは本人が世界で一番知っています。
つまり、どんなに立派な医者でも、親でも、
その人以上に体に良い食べ物は分からない
わけです。
野菜に含まれる毒は、子供にとって
全く必要のないものですから、
子供は野菜を食べません。
簡単なことです。
それを、
「好き嫌いはダメ」
という全く理不尽な理屈で、
食べるように強制するわけですから、
本当に可哀想です。
食事について一番重要なのは、
「体の声を聞く」
ということ。
これ以上はありません。
自分の体がいつ、何を、どれくらい
食べたいと言っているのか。
この声さえ聞くことができれば、
他の医学的知識なんて全く不要。
医学の歴史なんて3000年もありません。
私たちの体は何十億年もかけて進化
してきたんですから、敵うわけが
ないんですよね。
細々としたことはありますよ。
体の声だけではカバーしきれない
本当に細々したことです。
カプサイシンを1 mg 食べたら体温が
0.17度上昇するよとか、
食塩を1日5 g にすると5人に1人は
血圧が130 mmHg 以下になるとか、
細々したことは星の数ほどありますよ。
それでも、全ての実験データとか常識を
はるかに凌駕するものが、
「体の声」
なんです。
ですから、あなたの体が何を欲しているか、
それだけを聞いて、それだけに従えば
最も健康的な食事が完成します。
今、食事の話をしましたが、これって
食事以外でも同じなんですよね。
運動もそう。
公園で一生懸命体を動かしている先輩方。
私はいつも思うわけです。
「本当に運動したいのかな..」
って。
もしかして、もしかしてだけど
誰かに言われて義務感で曲げ伸ばし
しているんじゃないかな..って。
私自身、健康になりたくて、健康を求めて
自分なりに試行錯誤してきました。
でも結局のところ、最強の健康法って
健康について気を使いすぎないこと
なんだろうと思います。
私たちがパッと思いつく健康法って、
研究者とか医者とかコメンテーターの
意見でしかないですからね。
あなたも、
「健康に気を使っていますか?」
と聞かれたら、キョロキョロ周りを見て
健康法を探しますよね。
私もそうでした。
他人の意見に気を使うんじゃなくて、
自分の体の声に気を使う。
これこそ大正解。
究極の健康法です。
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