強肉弱食の時代到来

山下です、

ネアンデルタール人。

あなたも聞いたことありますよね。

今の私たちとは異なるヒトが20種類くらい
いたことが分かっています。

その中の一種、ネアンデルタール人です。

(正式名称:ホモ・ネアンデルターレンシス)

彼らは今のスペインからイランまで
広大な地域で繁栄していました。

身長は180~200cm。

私たちよりも身体能力が高く、
石器だけでマンモスや大シカなどを
狩っていました。

かなり屈強なヒトたちですが、
2万年前に絶滅しました。

理由は多く考えられていますが、
有力な説の一つに、

「強すぎた」

という理由があります。

そう、強すぎた結果、滅んだらしいです。

一方その頃、私たちのご先祖は
アフリカ大陸にいました。

肉食動物のような牙や爪もなく、
ゴリラやオランウータンのような腕力もない。

かなり貧弱な私たちのご先祖様は、
森の隅っこの隅っこで、細々と慎ましく
暮らしていました。

温暖化で砂漠化が進み、居場所すらなく
どうしようもなくなったご先祖様は、
エジプトから出て、北へ、東へ、西へ
移動します。

そうして来日したご先祖様の末裔として、
私たちは今も生き残っているわけです。

まあ、正しいかどうかは分かりませんが、
主流の考え方です。

貧弱だったご先祖様。

人類最強だったネアンデルタール人。

彼らの違いは一体何だったのでしょうか。

絶滅と生存を分けた原因。

その一つに、

「強すぎた」

というものがあります。

「弱肉強食って言うし」

「強いなら、生き残るんじゃないの?」

と思いますよね。

でも、実際は違うらしいです。

強すぎて、無敵状態だと、
環境に適応したり、新しい技術を
創造しなくなります。

だって、そんな面倒なことしなくても
強いんですから。

ネアンデルタール人様に歯向かうような奴には
拳で一発、ガチコンです。

キャン言わせる、ってやつです。

つまり、そのままでOK。

だから進歩する必要がないんですよね。

私たちのご先祖様たちは弱すぎるくらい
弱かった。

だから、言葉を発明し、武器を強化し、
集団戦術をあみ出し、カレンダーや
農耕文化をつくりました。

変化に対して上手く適応したわけです。

これって、本当にすごい教訓です。

今でも十分通用しますからね。

苦しく、不幸な環境にいるということは
成長し、進歩するための好条件なんです。

貧乏で、貧弱で、カッコ悪くて、不安定で、
不運な人生であればあるほど、
実は伸び代がたくさんあります。

金持ちで、屈強で、カッコよくて、安定して、
幸運な人生であればあるほど、
実は破滅する可能性が高いんです。

数日の短期間で考えれば、

弱肉強食。

強いものが弱いものを食べます。

でも、数十年という長期間で考えれば、

強肉弱食。

弱いものが強いものを食べます。

誰かが言っていました。

「明日幸福になるためには、
今日不幸である必要がある」

結構いい言葉です。

絶滅していったヒトたちを思い起こし、

「全ての不安や悩み、問題は
成長するために存在する」

なんて自分に言い聞かせると、
一歩ずつ前進できそうな気がします。