自分の人生にレバレッジをかけなさい! レビュー
山下です、
貧乏な人、お金持ちな人。
万年平社員、すぐにCEO。
嫌われる人、好かれる人。
私たちは皆、同じ人間です。
全員に人権が保障されていて、
あらゆる機会が平等に与えられ
ているハズなのですが…
現実はどうでしょう。
“凄まじく大きな格差”が存在
していますよね。
なぜこうなるのか?
原因を端的に言えば、
「情報の有無」
でしょう。
つまり、“凄まじく大きな格差”は
「知っているか、知らないか」という
拍子抜けするくらい簡単な理由で
決まっているわけです。
では、その情報とは一体何か?
ズバリ、
「レバレッジのかけ方」
です。
テコの原理のように、少ない力で
大きな結果を生み出す方法。
それを知っている人であれば、
アゴを一回クイッと動かすだけで
巨額の資金、数万人の社員たちを
動かすことができます。
それを知らない人は、死ぬまで
仕事や家事に翻弄され続けます。
私だって他人事じゃありません。
できることなら「勝ち組」として
楽な人生を過ごしたいですからね。
自分の人生にレバレッジをかけなさい!
ということで、この本を読みました。
自分の人生に「レバレッジ」をかけなさい!
定価:1400円+税。(発)2009年11月15日、三笠書房
(著)ダービー・チェケッツ:コンサルティング会社、コーナーストーン・プロフェッショナル・ディベロップメント創設者、社長。「レバレッジ理論」にいち早く注目、単なるビジネスコンサルティングから一歩踏み込み、個人が真の幸せを追求できる働き方、生きたかの方法論を完成させる。いかなる顧客からも、自らに埋もれている「レバレッジ」を見つけ出すスペシャリストとして名を馳せ、20年間の研究の集大成である本書は、全米で話題を集めている。
結構古い本ですよ。
でも、この本、何度でも読み返す
価値がある本です。
できるなら、英語ですが原書「leverage」
を読むべきだと思います。
それくらい内容が素晴らしい一冊。
**
もくじ
訳者のことば
もっと簡単に「最高の結果」は出せる!
1 まず、やりたいことを“150個”書き出す
世の中は「レバレッジ」であふれている!
「面白そうなこと」だけを探してみる
2 人生の「煩わしいこと」が魔法のように消えた!
“割引クーポン”は捨てろ!
自分の優先事項を「見える化」しておく
3 考え方を変えるだけで、世界は瞬時に変わる!
あのレイ・チャールズを支えた「たった一つのレバレッジ」
「人生の効率を上げる」とは
4 “リアルに”ゴールを映像化する
頭のスケールを、一瞬で大きくする法
「ヒーロー、インタビューを受けている自分」を想像する
5 「一つの結果が出るまで」続けてみる
「いっぱいいっぱい」と無縁に生きる
人生のムダをなくす「3つのステップ」
6 “上空”から物事を眺めてみる大効果
例題「携帯電話はどこまで小さくできるか」
目にするすべてを、チャンスに変える方法
7 気持ちは必ず「言葉」にする
「見知らぬ人」が「味方」に変わる簡単な方法
人間関係における最高のゴール
8 一日3分の工夫で、脳は変わる!
「人類を火星に送り込む大義名分」を考える
大いに空想したあと、一瞬で現実に戻れ
9 「人を動かす」最大のレバレッジとは
“歴史上最も短いセミナー”の教え
「すごい実績をあげる人」に何が共通しているか
10 一度「好き」「嫌い」の判断をやめてみる
自分に「プラスのこと」を見つける方法
メモ、メモ、メモ
11 「コミットメント」は成功パワーの源!
「そのように定め、そのように行う」
自分に何を「投資」すればいいか
12 常に“プランB”をつくっておけ!
会議より会話!
これだけは必ず「明文化」せよ
13 その「知恵」、他の使い方知ってる?
たったこれだけで、「一生伸びる人」になる
若きアルキメデスの学び方
14 「他人を幸せにする」——それがあなたに価値を生む
すべては「仕組み」で動く
うまく回り出した歯車を止めないために
15 「自分にないもの」を見つけるには
「パパ、どうして頭の悪い人と一緒に仕事してるの?」
「途方もないこと」を可能にする仕掛け
16 “100ドル”を最高のレバレッジにする!
「本当に必要なもの」を見抜く選択眼
自分の財布から「使途不明金」をなくす
17 ときには、「調子にのりすぎてみる」
「前例のないこと」からやってみる
「果敢な失敗」の計り知れない価値
18 全ては、この「一つの目的」のために
いつでも「エレベーター・スピーチ」の準備を
レバレッジ一つで、人生は自由自在!
**
読み方としては、読み飛ばさずに
1〜10まで順番に、できるだけ丁寧に
読んだ方がいいです。
細かなニュアンスを勘違いしてしまうと
結果も出ないですからね。
話の内容としては、あなたもどこかで
聞いたことがあるような内容でしょう。
私も、最初はそう思いました。
2009年発行ですし、表紙もなんだか
ただの古い本って感じですからね。
それでも、読んでください。
特に4のゴールの映像化については
注意深く確認しましょう。
よくありますよね。
目標を書き出して、ビジョンを想像して、
一つづつ達成していきましょう、と
いうような内容の本。
まあ、この本もそんな本なのですが、
とにかく説明が丁寧で分かりやすい。
ですから、今まで見落としていたり
あなたが勘違いしていた部分だって
見つかる可能性大ですよ。
私はこれから10回以上読み直します。
レバレッジをグイグイ効かせて、
もっともっと人生を充実させたい
ですからね。
あなたも、ぜひ。
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