日本は死にません

山下です、

「男女の給料格差はおかしい!」

「人間は平等だ!」

ある女性が不満を漏らしました。

彼女いわく、日本人の給与を平均すると
男女で100万円ほどの差があるらしいです。

そして、この差は世界的にみても
ワースト3位らしいです。

彼女は結構怒っていました。

「日本では女性が差別されている」

「女性はもっと怒るべきだ」

と。

私自身、女性が差別されていると
一度も感じたことはありませんが、
その通りなのかもしれません。

実際のところ、どうなんですかね。

本当に差別があるんですかね。

正直、もっと違う人からも意見を
聞いてみたいところです。

その上で、私の考えを話します。

1)計算がザックリしすぎ

女性だという理由だけで差別があり、
同じ仕事をしているにも関わらず
給料を不当に天引きされている。

彼女の主張です。

ですが、全員の平均給与からでは
全く実態が分かりません。

当然、仕事の内容によって
給料は変わりますからね。

ユニクロの柳井さんと、
コンビニのアルバイトとでは
当然給料は違いますよね。

仕事が違いますから。

「それは差別だ!」

「人間は平等だ!」

という意見もあると思いますが、
少なくとも資本主義では通用しません。

ですから、せめて同じ仕事で
比較する必要があるわけです。

例えば、ユニクロと同じ規模の大企業、
年間の売上が数兆円レベルの社長さん同士で
比べる必要がありますよね。

そこで男女の格差があるとすれば話は別
ですが…おそらくそんなことは
ないんでしょう。

まあ、そもそも経営者の給料は
自分で決められますから、比較しても
全く意味がないとは思います。

自分で決めた差別は、差別じゃないですから。

ですので、部長や課長などの肩書きで
給与を比較すれば、もっとマシになるでしょう。

アルバイトでも同じです。

コンビニ全ての平均時給を計算すれば
いいんじゃないですかね。

それで男女の差があるかどうか、ですよ。

ないでしょうけど..

はい、ここで押さえておきたい
原則があります。

アルバイト、サラリーマンのように
給料が低ければ低いほど、仕事も
勤務時間も他人に決められます。

逆に、自営業者や経営者のように
給料が高ければ高いほど、
仕事も時間も自分で決めます。

大きく分けてこの2パターンがある
ということを忘れてはいけません。

そうすれば、全員の平均を計算する意味も
随分違ってきますからね。

女性の平均給与が男より低いということは、
女性の方が男性よりも雇われる傾向にある
ということです。

もっと端的に言うと、女性が男性を雇うより
男性が女性を雇っている、ということ。

つまり「女性の経営者が少ない」

ということです。

2)もっと大切な仕事

では、どうして女性の経営者は
男性よりも少ないのでしょうか。

それは、「出産と子育て」が関係しています。

人間は平等なはずなのに、どういうわけか
子供を産める人と、そうでない人がいます。

どんなに頑張っても子供を産めない人を「男」、
子供を産む可能性を秘めている人は「女」。

子孫を残すという行為は、人として
最も重要な仕事です。

ですから私たちの祖先たちは
「男」と「女」という文字を作り、
呼び分け、仕事も分担してきました。

「男」と呼ばれた、子供を産めない人たちは
食料を確保したり、家を建てたり、敵と戦ったり、
とにかく「女」と呼ばれた人たちが
安心して出産できるように努めました。

これは今も全く変わっていません。

私たち人間にとって、子供を産み、育てること
以上に大切な仕事なんて一つもありません。

アルバイトでレジ打ちや商品の陳列をするより、
会社でお客さんのため、社長のために働くより、
経営者としてビジネスプランを立てるより、
ずっとずっと重要な仕事。

それが「出産と子育て」。

それに「女」は全力で注力する。

「男」は全力でサポートする。

この大前提が、どういうわけかスキップされ、
無かった事、どうでもいい事のように扱われ、
結果として「男女の給与格差」という話題に
すり替えられているのが現状です。

いや、そうじゃないでしょ。

子供はお金よりもずっと大切ですから。

とても換金できるようなレベルの話
じゃないですからね。

ですから、女性は経営者になるか
それとも母親になるかと聞かれたら、

「母親になります」

と答える人が多いわけです。

そしてその意見に賛同し、
お金稼ぎのような汚れ仕事を
引き受ける男性も多い。

そう、平均給与には決して現れない
女性の大切な仕事があるわけです。

3)他国は他国

そして私が最も無意味だと思うのが

「海外では…世界では…」

という話ですね。

これはもう完全にピントがずれていますよ。

国が違うということは、
その国がどういう経緯で独立したのか、
どのように国民を守ってきたのか、
どのような戦いを挑んできたのか
というような歴史が全く異なります。

宗教も、文化も、人種も全く異なります。

だから、国が存在するわけです。

違いがないなら同じ国になりますよね。

この違いは、場所が離れれば離れるほど
大きくなります。

さて、今回比較した国とは、
経済協力開発機構(OECD)加盟国です。

その数35カ国。

このうち、東洋人は日本と韓国だけ。

あとの32カ国は、全て白人の国。

それで男女の格差を計算し、
日本がワースト3位。

ちなみに1位は韓国らしいです。

もうツッコミどころ満載ですよね。

日本政府が承認しているだけでも、
この地球上には国が195カ国あります。

なぜ、35カ国だけで比較するのでしょうか。

残りの160カ国はどこに行ったのでしょうか。

日本から遠く離れた、歴史も、宗教も、文化も、
人種も、違いすぎるくらい違う国と比較して
何か意味があるのでしょうか。

それで

「海外ではそうじゃない」

と言われても、

「ここは日本だよ」

と思ってしまうわけです。

私は長い間、日本で生活してきましたが
差別を意識したことは1秒もありません。

あなたもそうですよね。

ですから、そもそも“差別とは何か”を
あまり理解できていないわけです。

しかし、いわゆる白人の国では
“差別は文化”ですから、日本人だって
現地に住めば、バリバリ差別されます。

本場の差別を受けて初めて知るんですよ。

「これが差別か」

と。

そして初めて知るわけです。

「あ、日本には差別がないな..」

「ただの区別だったな..」

と。

まあ、そもそも知る必要もないですが、
あまり軽々しく「女性差別」という
言葉は使わないほうがいいでしょう。

他の国では違うかもしれませんが、
日本では男と女を区別します。

男は汚れ仕事で命を削る。

女は出産と子育てで命を削る。

仕事を分担し、特性を生かすことで
繁栄してきました。

理想としては、人類皆平等。

法令では全国民に基本的人間がある。

その上で、男女は区別します。

私たちから生殖器がなくなるその日まで
ハッキリ、キッチリ区別します。

人間は平等なんだから区別しなくていい
とはなりません。

日本の温泉が全て混浴になり、トイレも
更衣室も男女兼用、男女の営みが消え去る
その日まで、区別は続きます。

この区別を意地悪な偏見をもって見ると、
女性差別に見えるのかもしれませんね。

「女性は差別されている」

「だって、平均の給料が低いでしょ」

「世界的にもダメでしょ」

となり、最後は

「日本、死ね」

となるわけです。

男女の役割をしっかり区別している限り、
日本は死にませんから。