脳に悪い7つの習慣(著)林成之(発)幻冬社

2017/12/19

山下です、

「脳に悪い7つの習慣」

この本を紹介します。

「脳に悪い7つの習慣」
●発行:株式会社 幻冬社(2009年9月30日 第一刷発行)●著者:林成之(はやしなりゆき)1937年富山県生まれ、脳神経外科医、日本大学名誉教授

今までは、

【脳にとって何が良くて、何が悪いのか】

よく分かっていませんでした。

学校でも教わらなかったですよね。

でもそれじゃマズイですよ。

やっぱり私たちは脳を使って生活していますし、
勉強や仕事など、あらゆる場面で「脳力」を
試されているわけです。

ですから、脳の仕組みについて科学的に
理解していないとマズイです。

知らないまま、ただ漠然と脳を使うのと、
知っていて使うのとでは全く違いますからね。

私たちはまだまだ知らないことだらけ。

ですから、科学的なデータであっても
実は間違っていましたっていう場合も
よくあるわけです。

なのでこの本に書いてあることが
真実である保証はありませんよ。

でも、知らないよりは、知っていた方が
ずっとずっと有利なことだけは
間違いありませんからね。

著者はお医者さんですが、この本には
難しい専門用語はほぼ登場しません。

非常にわかりやすく説明されていますから、
すぐに理解できますし、結構面白いですよ。

目次はこんな感じです。

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目次
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まえがき

第1章 脳に悪い習慣①
——「興味がない」と物事を避けることが多い

第2章 脳に悪い習慣②
——「嫌だ」「疲れた」とグチを言う

第3章 脳に悪い習慣③
——言われたことをコツコツやる

第4章 脳に悪い習慣④
——常に効率を考えている

第5章 脳に悪い習慣⑤
——やりたくないのに、我慢して勉強する

第6章 脳に悪い習慣⑥
——スポーツや絵などの趣味がない

第7章 脳に悪い習慣⑦
——めったに人をほめない

「違いを認めて、共に生きる」ということ——あとがきにかえて

どうでしょう。

ドキッとする内容ですよね。

あなたも一つくらいは心当たり
あるんじゃないでしょうか。

もしくは、一つくらい実践している人を
知っているんじゃないでしょうか。

私の場合、特に第5章ですね。

グサッときました。

あるんですよね、我慢してやる傾向。

もちろん時と場合にもよりますよ。

やりたくなくたってやるしかない場面も
多いでしょう。

そういう部分も含めて、本書では詳しく
そして分かりやすく解説してあります。

あ、それと文体としてはこんな感じです。

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『まえがき』より抜粋

脳に悪い理由を知ることで、初めて人は行動に移せる

この本に登場する「脳に悪い習慣」は、理由はさておき、一般的に「よくない」とされていることが多いはずです。読み進めていくと、当たり前の正論に聞こえてしまうものもあるかもしません。脳にとってよくないことは、経験則でなんとなく分かっているものだとも言えるでしょう。

しかし、「過去わかっているよ」ですませず、一つひとつの習慣について「なぜ悪いのか」の理由を知り、順番に克服するというステップを踏むことが大切なのです。

というのも、理由を知ってはっきり「やめよう」と意識しなければ、いつまで経っても人はだめな習慣から抜け出せず、脳は高いパフォーマンスを発揮できないままになってしまうからです。

また、一般に「良い」とされていたり「悪いわけではない」と思われたりしていることのなのに、実はそれが脳に悪いという習慣もあります。

たとえば、「こつこつ頑張る」「上司には素直に従う」「“ここぞ”というときに緊張するといけないので、リラックスする」「記憶したい時は、言葉を繰り返して唱えて覚える」——みなさんは、こうした習慣が脳にとってよくないということをご存知ないかもしれません。

しかし、脳の仕組みをふまえれば、「よかれと思ってやっていた、実は悪い習慣」についても理由を含めてしっかり理解し、やめることができるのです。

繰り返しなりますが、本書は順に読み進め、実践していくことで、脳のパフォーマンスを上げられるように構成しております。どうぞ、そのことを心に留めて通読してください。

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結構いいこと書いてありますよね。

分かりやすいですよね。

最後までこんな感じですから、
私は好印象を持ちました。

こういう本って、結局のところ
競争で勝つための内容だったり
するんですよね。

勝つことは大事ですよ。

でも、それだけじゃない。

というよりも、それだけじゃない部分
の方が圧倒的に大きい。

私たちは小さい頃から学校の試験で争い、
受験で争い、入社で争い、売上で争い…

ずっと競争して生きていると思うんです。

でもその結果、どれだけ幸せで
どれだけ豊かな人生になるんですかね。

朝起きて、駅まで一歩でも早く向かい、
赤信号で1秒でも早くスタートし、
レジでは1人でも前のポジションをとる。

普段の生活には“行き過ぎた”競争が
もうありとあらゆる場面で
大量に盛り込まれています。

私がもう何十年も感じてきたことですが、
実は本書の最後、「あとがき」でも
同じテーマに触れています。

まあ、本当に最後まで好印象。

「脳に悪い7つの習慣」

是非手にとってみてください。