なぜ、学校では『お金を稼ぐ方法』を教えてもらえないのか?
山下です、
「お金を稼ぎたい」
私が初めてそう思ったのは、
大学一年生の時でした。
正直に言いますが、当時は
それほどお金に困っていた
訳ではありませんでした。
ですから、もっと正確に言うなら
「仕事をしてみたい」
と言う希望の方が強かったです。
それで居酒屋でアルバイトを
スタートしました。
時給は800円。
人生初めての仕事でした。
ユニフォームを着て、料理を運んで、
皿洗いをして、とにかく大声を出す
ように言われましたね。
今でも鮮明に覚えています。
開店前に呼び出され、外の通りで
声出しの練習をさせられました。
単純作業を繰り返し、立ちっぱなしで
働くって意外とキツイもんだなと
生まれて初めて知ったわけです。
それまで働くことなく全て父親に
生活費を払ってもらっていましたから、
そりゃ商売のプロ(店長)から見れば
全然使えないヤツだったと思います。
私自身、生活をかけて働いたわけじゃなく
辞めたくなったらいつでも辞めるつもりでした。
それで、勤務時間も徐々に減少し、
自然とフェードアウトしましたね。
それから大学を卒業するまで、
何種類もアルバイトをしました。
- コンビニの弁当工場でチャーハンを作ったり
- 市民プールで監視員をしたり
- 和菓子をトラックに詰めて運送したり
- 個人契約の家庭教師をしたり
卒業後はそのまま社員として会社勤め。
それから退職し、独立。
もうずいぶん昔のことです。
最近、過去の自分を振り返る時間が
けっこうあるんですよね。
今まで自分は何をしてきたんだろう..
と。
そして痛感することがあります。
それは、
「お金の稼ぎ方を知らなかった」
というなんとも衝撃的な事実なんです。
生まれたから独立したあの瞬間まで、
誰も教えてくれなかったんです。
いや、正確には教えてもらっていましたが、
それは「従業員向け」の方法ばかりでした。
つまり、
『誰かからお給料をもらう方法』
については教えてもらいました。
具体的には、サラリーマンや公務員に
なるための教育を受けてきたわけです。
ですから、どうすれば起業して成功するのか、
ビジネス・オーナーや投資家になる方法
については、完全に無視。
これって本当に大問題ですよ。
昔を振り返ってみて改めて気づいたのですが、
私自身この大問題にすら気づいていませんでした。
完全に盲点。
当然のように学校に行って、
当然のように就職する。
何の疑問もありませんでしたからね。
私の場合、就職して給料を受け取るように
なってから初めて問題に気づいたんです。
「何かがオカシイ」
うまく説明はできませんでしたが、
違和感ばかりが蓄積していきました。
もし独立しなかったらどうなっていたか。
想像するだけでも恐ろしいです..
そもそも、私たちは一体なぜ
学校に行くのでしょうか。
明確な目的はなく、ただ
「みんなが行くから」
とか
「義務教育だから」
とかいう理由がほとんどじゃないでしょうか。
学校教育も大切ですよ。
でも、もっと大切なのは
「お金を稼ぐ方法」
ですよね。
- お金がないとホームレスで餓死してしまう
- お金を稼ぐために就職する
- 就職するために成績で差別化する
- 差別化するために勉強する
- 勉強するために学校へ行く
この流れですよね。
ですから学校って
『サラリーマン養成学校』
みたいなものですよ。
今の義務教育は戦後につくられました。
ですから、そもそもが
経済の高度成長を支える人たちを
大量に養成するためのシステムなんです。
決まった時間に出勤し、退社する。
指示通りの仕事をこなし、勤勉に働く。
そういうサラリーマンを養成するための学校
ですから、卒業生はそうなるわけです。
当然と言えば当然。
「お金を稼ぐ方法」
「ビジネス・オーナーになる方法」
「投資家になる方法」
なんて教えるわけないんですよね。
でも、これからは本当に大問題になります。
昔は通用していた教育システムであっても、
将来も同じように通用するとは限りません。
いや、全く通用しない時代が来ます。
今の小学生たちが30歳を迎える頃には
本当に悲惨な状況になるでしょう。
だからこそ、今のうちから
教育について見直す必要が
あるんですよね。
もし、自分で必要なだけの金額を
自由に稼ぐことができる小学生が
いたとしたら…
その子は学校に行くでしょうか。
多分、行かないと思いますよ。
だって、自分で稼げるんだから、
就職する必要がないですよね。
就職する必要がないのに、
毎日学校に行くでしょうか。
テストの成績を気にするでしょうか。
いや、全く気にしないでしょうね。
まあ、行ったとしても毎日じゃなくて
週2日も行けば十分でしょう。
国語や算数なんかの勉強なんて
家でやればいいだけのことですから。
今は人間からロボットへの移行期です。
今まで人がやっていた仕事は、これから
ロボットが代行するようになります。
イヤな仕事、キツイ仕事は全部
ロボットがやることになります。
そうなると、本当はやりたくないけど、
生活のため、お金のために仕方なく
やっていた仕事がなくなります。
つまり、お金とは関係なく、本当に
自分がやりたいこと、興味があることが
仕事になる時代です。
学歴社会、年功序列、就職活動、
大学・大手企業ブランド
全てが消滅した時、あなたはどうしますか。
もう準備は整っているでしょうか。
もし、まだ不十分だったら
スグにでも始めることをお勧めします。
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