「有機EL」の命名者

山下です、

テレビやスマホなどの画面。

いわゆる「有機ELディスプレイ」が
どんどん使われています。

サムスン電子(Galaxy Note8)
Apple(iPhone X)
パナソニック(VIERA)
SONY(BRAVIA)
LGエレクトロニクス(OLED TV)

..

今の高校生たちが産まれた頃から
ずっと「有機EL」「有機EL」って
言われ続けていました。

そしてようやく製品化の時代が
来たわけです。

様々な理由はあるのでしょうが、
私の中では、かなり遅かったな
という印象です。

ですが、ともかく製品化されましたし、
これからの活躍に期待です。

虫唾が走る「和製英語」

で、話したいことはココじゃなくて、

「英語のような日本語」

についてなんです。

いわゆる「和製英語」についてです。

ちょっとだけ脱線しますが、
「和製英語」って英語じゃありません。

100%日本語です。

ですから、「和製英語」という表現に
私はすごく違和感を感じるんですよね。

「和製の英語」っていう意味に
なりますからね。

そんな英語、ほぼ無いですよ。

「ツナミ」とか「ボケ」とか「スシ」とか
和製英語として広く使われていますよ。

でも、それを知ったところで、
昔から馴染み深い私たちにとっては、
ほとんど意味がありません。

むしろ「和製英語」なんていう表現を
使うから、英語だと勘違いしていまい

「実はアメリカ人には通じない」

とか

「ネイティブには伝わらない」

とかいうおかしな事になるわけです。

当たり前です。

そもそも、英語じゃないですからね。

通じるわけないんですよ。

完全に日本語なんですから。

なので、私は

「英語のような日本語」

と呼んでいるわけです。

はい、話を戻しますね。

結論から先に言いますが、私、
この「英語のような日本語」って
大嫌いなんですよね。

例えば、

「エビデンス、イシュー、ガバナンス」

美味しい料理かな?って感じです。

「プロパガンダ、ヘイト、ジェンダー」

もう意味不明です。

「シンギュラリティー、ゴーン(本塁打)」

日本語で言ってくれって思います、本当に。

そう、嫌いな理由その1、それは
意味が分からない、伝わらないから。

そして理由その2は、「偉そう」だから。

「英語のような日本語」を好む人って、
なんとなく偉そうなんですよね。

相手に伝えようという気持ちがない。

完全にゼロ。

ただカッコつけて、知ってる感を演出
したいから使うんですよ。

もう、大嫌いです。

最も悪質なパターン

それで、一番嫌悪感を感じるのが
アルファベットを略したパターン。

SUV、ICT、IoT、M2M、NSC、JIS、
LCC、NPO、TTP、UN、VOD、WADA…

平気でさらっと使う人、本当に多いです。

いやいや、英語を日本語っぽく言ったって
日本語で言ってくれと思う私なのに、
さらにその英語の頭文字だけを並べて
日本語っぽく言うって、どうなんですかね。

たとえ広く使われていたとしても、
極力避ける努力くらいは必要ですよ。

間違っても好んで連発する日本語じゃ
ないと思うわけです。

それで、「有機EL」。

何なんですかね、これ。

グーグルで検索でもしないと、
答えられない人が大半でしょう。

それを何故あえて使うの?って
毎回思うんですよね。

あなたもそう思いませんか?

「有機EL」って何?

「意味なんて知らない」

「でも、みんなも使ってるし」

「とりあえずマネしとこ」

という流れだと思うんですよね。

そもそも有機ELって、アメリカの企業が
最初に発明しました。

ですから、彼らが英語で

「Organic Electro Luminescence」

と命名し、

「OEL」

と略されるようになりました。

ここまでは自然な流れです。

が、ここからが不可解なんです。

「OEL」なら「OEL」でいいと思いますが、
何故が「有機EL」になったんです。

日本語で表現するなら、

O(有機)E(電界)L(発光)

が一番近いでしょうから、

「OEL」か
「Organic Electro Luminescence」か
「有機電界発光」

を使えばよかったんですけどね。

「有電発」でもいいかもしれません。

「そんなに細かいこと、どうでもいいよ」

って言われるかもしれません。

でも、その姿勢こそが「有機EL」を生み、
今後の大混乱を作り出すことになると
私は思うわけです。

そして、何より

LED、LCD、PDP、OELD、LEP、JOLED

もうさっぱり理解できなくなります。

理解することを放棄し、なんとなく雰囲気だけが
重要視される日本語なんて、私は好きじゃないです。

ですから、そもそも相手が理解できる日本語
を使うという“努力”がとても大切なんですよね。

日本語なら一発で分かりますからね。

あ、ちなみに

LED:Light Emitting Diode、発光ダイオード
LCD:Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ
PDP:Plasma Display Panel、プラズマ・ディスプレイ・パネル
OLED:Organic Light Emitting Diode、有機発光ダイオード
LEP:Light Emitting Polymer、発光ポリマー
JOLED:株式会社ジェイオーレッド

です。

ゴッチャゴチャしてるなって思いますか?

思いますよね。

そもそも英語は英語、日本語は日本語で
ハッキリと分けるべきでしょうね。

同時に、英語は日本語に「訳せない」
という事実も十分に理解しましょう。

これさえできれば、「英語のような日本語」は
一瞬でこの世から消え去ることでしょう。