本は10冊同時に読め!成毛眞(三笠書房)レビュー

山下です、

子供の頃から誰よりも“本嫌い”だった私。

ページを開けば息苦しさで嘔吐した私。

そんな私でしたが、最近は本を手に取る
ようになりました。

理由はながくなるので割愛しますが、
とにかくガンガン読んでます。

そんな私の心を鷲掴みにした一冊。

「本は10冊同時に読め!」

を紹介します。

『本は10冊同時に読め!』
定価:533円+税。(発)2008年2月10日。三笠書房。
(著)成毛眞(なるけ・まこと):1955年、北海道生まれ。91年、マイクロソフト株式会社代表取締役社長。2000年、株式会社インスパイアを設立。投資コンサルタント。

読解力のカケラもない私でも、
十分理解できる内容。

内容は、

「本を読め」

この一言。

この一言を伝えるための本です。

成毛さん(著者)の意見が端的に
書かれているので、非常にわかりやすく、
30分くらいで読めます。

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もくじ

はじめに——人生に効く「超並列」読書法

第1章 仕事の生活も劇的に変わる!
「速読」かつ「多読」の読書術

「超並列」読書術とは何か?
なぜ1日に何冊もの本に目を通すのか?
本は最後まで読む必要はない
「クリエイティブ・クラス」になる読書術
本当のようなウソ——情報への判断力はここで磨く
すき間時間——だから「早く・深く・多く」読める!
時頭がいい人、悪い人
一目置かれる人の物の考え方
一流の経営者は、みんなすごい量の本を読んでいる

第2章 人生を楽しみつくす読書術
人生は、読書でもっともっと面白くなる!

「生きた証」を残せなければアリと変わらない
人生は遊ぶためにあり、仕事も道楽のひとつである
女王アリの読む本、働きアリの読む本
まずは「成功本」を捨てよ
本を読まない人間はサルである
本嫌いの人と付き合う必要はない
こんな「頭でっかち」なら将来有望
「つかえる金」はすべて本に注ぐ!
“その他大勢”から抜け出す生き方
読書に目的を持つな

第3章 「人生を楽しむ力」と「読書量」
忙しい人ほど本を読んでいる!

「自分の価値」は読書量で決まる
真っ先に切り捨てるべき時間
「合間読み」「ながら読み」の極意
お金で時間を買う発想
「行列」と「混雑」は二大ムダ
「自分のための時間」を人に使われるな
つねに「何か面白いことないかな」と考える
時間は増やすより「生かす」こと
「1日は40時間」と考える
一見ムダな時間、これが大切

第4章 まずは「同時に3冊」から!
実践!「超並列」読書術

自分にとっていい本を選ぶための眼
1を読んで10を知る本の選び方
私が参考にしている書評家
選択する本の幅を広げて、どんと10冊まとめ買い
いい本を見抜く目を持て
「かっこいい本棚」をつくろう
読書メモはとらない
読書を100%楽しむ法

第5章 「理屈抜きで楽しめる」読書案内
私はこんな本を読んできた!

私の生き方・考え方を変えた本〈少年〜青年時代編〉
私が最も感化された本〈社会人編〉
若い時は「仮説力を鍛える本」を読もう!
35歳を超えたら「遊びのノウハウ本」を読もう!
日経新聞だけは丹念に読む
人生の糧になる本、ならない本
「本は捨てない、借りない、貸さない」
本は、大きな決断の時の判断材料となる

おわりに——本は「人生を楽しむ」知恵の宝庫である!

**

そもそも、最近になってなぜ私が
本を読むようになったのか。

その理由は「読書好きの人」と
出会ったからなんです。

その人のせいで、私の本に対する価値観、
世界観が一変してしまいました。

私は今まで、「本=拷問の道具」だと
思って生きてきました。

ですから、読むのはもちろん、
見るのも嫌だったんです。

正直、今でも嫌悪感はありますが、
その度に「読書好きの人」が
打ち消してくれるんです。

ですから、本を読む前に、必ず
「本を愛している人」の影響を受けるべき
だと確信しているんですよね。

それも、テスト勉強のためとか、
上司から強制的に読まされているような、
表面だけのスタイリストじゃダメ。

本質を理解し、心から読書を愛し、
楽しみ、人生の糧にしている人です。

本は読むな、雰囲気を楽しめ!

そういう人って、最初から読書家だった
わけではありません。

子供の頃、母親か父親が楽しそうに本を
読んでいるのを見て育った人たちです。

ですから最初は雰囲気で、なんとなく
本を手に取っただけの話なんですよね。

成毛さんもその一人。

どんなに時間がなくても、お金がなくても
読書だけは続ける人です。

幼少期からのそんな強い信念があるからこそ、
本も読むし、本の目利きもできるし、成功するし、
説得力のある本も執筆できるんでしょうね。

最初から最後まで、

「本を読め」

「本を読め」

って言われたような気分ですが、
全く悪い気はしません。

まあ、昔の私だったら一切見向きも
しなかったでしょう。

それだけ今の私は心の準備ができている
ということなのかもしれません。

あなたにはあなたの信念、現実が
ありますよね。

ですから、この本が心に響くかどうかは
正直分かりませんよ。

でも、もし、タイトルや目次を見て
何かしら引っかかるモノがあれば、
それは準備ができている証拠です。

ぜひ、手に取ってください。

多くの学びがありますよ。

正しい読書法

その一つを紹介します。

本って、全部読む必要ないんですよね。

目次、そして前書き。

成毛さん曰く、これだけ読めば、
もう読んだ本としてカウントして良い
らしいです。

ですから、書店でパラパラ立ち読み
したって、読んだことになるわけです。

難しいことなんて一つもありません。

めちゃくちゃ簡単ですよね。

もちろん、興味があれば全部読んでもOK。

それだけ価値の高い本だった
ということになります。

興味がなければそれで読書終了。

それだけ価値のない本だった
ということになります。

ポイントは

「読んだ気分」

を味わうこと。

たったこれだけのことで、どんどん
本が好きになるし、どんどん読書時間も増え、
気が付けば「自ら思考する人間」になり、
いわゆる成功者が誕生するわけです。

面白そうじゃないですか。

成毛さん、素晴らしい一冊を
ありがとうございます。