「リスト数」「登録者数」「視聴率」が将来NGワードになる理由
山下です、
「わずか800リスト*で200万稼いだ!」
(* 顧客台帳のこと)
「メルマガ読者数は30万人!」
これは情報ビジネスと呼ばれる業界で
よく聞くセリフです。
「登録者100万人突破!」
「50万回再生された!」
これはYouTuberと呼ばれる人が
よく口にするセリフ。
「視聴率が15%でイイ感じ!」
これはテレビ放送業界で
よく話されるセリフ。
すべて、全く意味のないセリフです。
意味がありません。
ですから、このようなセリフを乱用する人
を見かけてら積極的に距離をおきましょう。
離れてくださいね。
そんな人は、
「人はそれぞれ違う」
という当たり前のことすら、
理解していないんです。
全員をひとくくりにして、
人間を数字で管理するような人。
つまり、人間を金儲けの対象としか
見ていない人です。
ですから、そんな人と関わっていると
あなたとの関係も、
「いくら儲かるか」
とか、
「コスパはどうか」
とか、かなりくだらないものになりますよ。
..
情報ビジネスと呼ばれる業界で、
リストが500件分あったとします。
500人分の連絡先が分かっている状態です。
その相手は、どんな人でしょうか。
500人の乳児かもしれません。
500人のおばあちゃんかもしれません。
500人のパキスタン人かもしれません。
どんな人なのかが不明のまま話を進めると、
これはもうリストの数がいくらあろうと
全く関係ありません。
だって、彼らが何を求めているのか
全くわかりませんから。
そもそも「500リスト」なんていう
セリフ自体が無意味。
他も同じです。
YouTubeのチャンネル登録者が500人。
その相手は、どんな人なんですかね。
500人の小学生でしょうか。
500人の社長さんでしょうか。
500人の女子大生でしょうか。
全く不明です。
テレビの視聴率10%。
誰が視聴したんでしょうか。
YouTubeも、テレビ放送も、利益は
スポンサーから広告料です。
それはもう大金をYouTubeとかテレビ会社に
支払っているわけです。
で、その広告を見る人は誰なんですかね。
ここが一番重要じゃないですか。
私は、個人的に「リスト」という単語
を可能なかぎり使いたくありません。
どうしても抵抗感があるんですよね。
人はそれぞれ違いまから。
その人はどんな人なのか?
(年齢、性別、住所、職業、趣味、性格)
その人は、どういう経緯で、
あなたに興味があるのか?
(検索したのか、誰かのオススメなのか、広告か)
その人は、どれくらいの頻度で
商品を購入しているのか?
(毎日、毎月、毎年)
その人は、いくらの商品を購入したのか?
(100円、1万円、10万円、100万円)
その人は、どのくらい深く興味を持っているか?
(3日前、3年前、30年前からファンなのか)
その人は、なぜ、あなたに興味があるのか?
(雰囲気、情報、誠実性)
人はそれぞれ違います。
深くしれば知るほど、今は気付いていない違いも
もっともっと見えてきます。
どんな業界であっても、お客さんのことを
十分理解することが最重要ポイントです。
「リスト」とか「登録者数」とか「視聴率」
なんて言っていると、そこをスキップして
しまうんですよね。
結果、話が進まず、ビジネスが始まらず、
売上もありません。
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