セクハラは撲滅しない理由

山下です、

私は「英語のような日本語」について
ずいぶん昔から警戒してきました。

その一つのキッカケに、

「セクハラ・ブーム」

が挙げられます。

「セクハラ」という造語が流行した、
多くの人が使うようになった、
という意味です。

一応、法律で定義されたことに
なっていますが、私は当初から
強い違和感を感じていました。

その定義されたことになっている法律、
「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律」
(いわゆる「男女雇用機会均等法」)
を見れば一目瞭然なのですが、
セクハラの定義なんて“ない”わけです。

「セ」の字もありません。

連発されるハラスメント

だからという訳ではありませんが、
定義なんて使う人が自由に決めてOK
というのが現状なんですよね。

誰かが勝手に作った造語。

使うも使わないもご自由にどうぞ。

というレベルの話なんですよね。

その後、

「パワハラ」「モラハラ」「アルハラ」
「カラハラ」「セカハラ」「アカハラ」
「リスハラ」「キャンハラ」「ドクハラ」
「スモハラ」「ブラハラ」「シルハラ」
「マリハラ」「スメハラ」「ソーハラ」

もう次から次へと「〇〇ハラ」が
連発されたわけです。

自由ですから。

言った者勝ちですから。

定義も曖昧なまま、ただ使われ、
流れに身を任せて聞き手も許容。

あなたはどう思いますか?

私は誰かにコントロールされている
ような感じで、気分が悪いです。

今だって増殖していますからね。

私が「英語のような日本語」について
ずいぶん昔から警戒しているのは、

「英語」でもなく、

「日本語」でもなく、

「英語のような日本語」。

ただ突然、誰かがつくり出した言葉
だからなんですよね。

安全かどうか分からない薬品を
食べさせられているようで、
本当に気持ちが悪いですよ。

重要なことですから、もう一度言います。

全ての「〇〇ハラ」について定義している
法律は一つもありません。

ただ、自由に定義し、その定義が
法律の文面に明記されているような
“感じがする”というだけの話です。

友達にセクハラできない理由

しかも唯一、明記されているような感じがする
男女雇用機会均等法の「セクハラ」の定義。

これ、職場だけの話ですからね。

同じ会社、役所で働く男女限定なんです。

ですから、例えば大企業の社員が、
下請けや孫請け会社の社員に色々と
性的な嫌がらせをしても大丈夫。

お客さんだったり、創始者ファミリーだったり、
とにかく職場が違えば大丈夫なんです。

もちろん友達同士だって大丈夫。

セクハラにはなりません。

いや、本当は大丈夫じゃないですよ。

「セクハラとしての違法性はない」
という意味ですからね。

もちろん、違法性がないからOK
という話にもなりません。

そもそも、そもそもです。

「嫌がらせはダメ」ですよ。

他の人が不快で迷惑に感じるような
ことをやったらダメです。

それさえ言えば、終わる話なんですよね。

何も「〇〇ハラ」を使う必要がないんです。

「英語のような日本語」は不要なんです。

「セクシャル」か「セクシュアル」か、
どっちが正しいのか?なんていう話、
もうヤメましょうよ。

「ハラスメント」なんて言うから
定義もイメージに任せたりするから、
伝わらず、理解されず、問題も解決
しないんじゃないでしょうか。

職場の上司に肩をポンと叩かれても、

「セクハラです!」

じゃなくて、

「不快です!」

と言えば、上司のこと相当嫌いなんだな..
って十分伝わります。

そう。

全ての「〇〇ハラ」って「好きか嫌いか」を
ハッキリ伝えること、言うべきことを明確に
言うことから解決が始まります。

「日本語のような英語」ではダメ。

本当は言いたいけど言えない、言わせない。

私たちはそんな教育を受けて
こなかったでしょうか。

問題の発生源から見直すべきです。