選挙は殺し合いだというけれど、戦う相手って誰?

山下です、

日本の一大イベントである国政選挙。

私の中では今までで一番考えることが
多かったです。

結果が出てからも数日間は色々と
考えていました。

というのも、とても恥ずかしいことですが
私は今までそんなに真剣じゃなかったんです。

適当に捉えていました。

なので知らないことが多すぎた。

基本的な選挙のルールすら知らなかった。

選挙区とか比例代表とか政党助成金とか
無効票とか国民審査とか期日前投票とか
選挙管理委員会とか

一つづつ自分なりに調べて、教えてもらった
選挙期間でした。

ですから、言いたいことは
山のようにあります。

が、

今日は一つだけ言います。

一番強く心に残った課題。

それは、

「他人まかせ」

という姿勢です。

私も含めて、政治とは無縁だと
思い込んでいるんじゃないでしょうか。

政治とは関係ない、と。

この思い込みこそが諸悪の根源であって
あらゆる問題の出発点です。

本当にそう思います。

そもそも、あの政治家は好きとか嫌いとか
あの政党はけしからんとかいう話の前に、
立候補する必要があるんです。

まずは出馬。

これができていない人は意見する資格すら
ないと思った方がいいでしょう。

ちょっとキツイ言い方になりますが、
何よりもこの基本がないことには
話すら始まりません。

意見できるのは、立候補した人だけですよ。

1180。

今回の衆院選で立候補した人の数です。

この1180名だけが政治について堂々と
意見することができます。

結果は全く関係ありませんよ。

とにかく最も高く評価される人たちは
この1180名だけです。

彼ら以外は、基本的には仕事をサボって
外注に任せている人たちですから。

私もそう。

ですから堂々とは意見できないでしょう。

代わりにやってもらっている立場ですから。

やっぱり一段も二段も格下ですよ、
立候補者と比べると。

「私も有権者だ」

と言って偉そうな態度の人もいます。

有権者には投票する権利があります。

ですが、よく考えてみましょうよ。

立候補者だって投票できますからね。

投票しない人、投票だけする人って
そんなに偉いんでしょうか。

私はそう思いません。

自分の事はさておき、他人に対して
あーだこーだという姿勢って
全く美しくないですからね。

まずは立候補。

全員するべきです。

投票日だけポイっと一票入れて
あとは他人にお任せする人って、
近所のみんなでゴミ拾いしていて
最後だけチョロっと顔を出す人
みたいですからね。

そりゃ冷たい目で見られるでしょう。

ゴミ拾いの場合、一番評価される人って
どんな人ですかね。

参加した人ですよね。

そして、最も評価される人って
自分から率先してゴミ拾いする人でしょう。

誰かに言われたからやるんじゃダメ。

「私、これだけ拾いました!!」

と周りにアピールする人もダメ。

「ゴミ拾いさせてください!」

とお願いしてくる人もダメ。

「勝たせてください!!!」

なんて論外、意味不明。

ただ良心から行動した人が
一番信頼されるはずです。

尊敬されるはずです。

選挙もこれと全く同じ。

全員が立候補。

いや、全員が自動的に立候補したら
それはもう立候補じゃないです。

「投票先の情報公開」という方が
正確かもしれません。

とりあえず全員が立候補する。

これだけできれば、後は本当に信頼され
尊敬に値する人だけが当選します。

これも当選というよりは「推薦される」
という方が正確かもしれません。

どうでしょう。

素晴らしいですよね。

全員が立候補。

これだけやれば、選挙活動とか
もうどうでもよくなりますよ。

タスキをかけて、握手して、声を枯らして
大音量で演説して、白手袋して、
ポスターを貼って、数千万円も使って..

そんなん活動は消えるでしょう。

いや、やってもいいですが、おそらく
評価は上がらないと思います。

1180名という限られた選択肢、
そして他人事。

今の選挙活動は、この条件が揃っている
今だけ有効なだけですから。

まだまだ言い足りないこともありますが、
もう時間です。

続きはまた今度。

 

日記

Posted by 百年一瞬ブログ