『捨てるべき40の「悪い」習慣 』を簡単レビュー。(著)午堂登紀雄、(発)日本実業出版社

2017/07/21

山下です、

おっ?

と目にとまった本があったので、
紹介します。

『捨てるべき40の「悪い」習慣』

午堂登紀雄(著)、定価:1400円(税別)
株式会社日本実業出版社(2014年10月発行)

です。

午堂登紀雄(ごどう・ときお)1971年、岡山県生まれ。不動産投資コンサルティングを手がけるかたわら、資産運用やビジネススキルに関するセミナー、講演で活躍。

ゴミ箱のマークがパッと目に入って、
手に取ってみました。

パラパラと見ると、

「そう!そう!」

と、共感できる目次のオンパレード。

すぐ購入しました。

この本を読むべき人は、
こんな感じらしいです。

(以下、本書から抜粋)

次のような人に「捨て方」と「捨てる勇気」を授けます。

  • もう一度自分の人生を考え直したい人
  • 今以上に成長したい人
  • 人間眼形にストレスを抱えている人
  • 自己啓発書を卒業したい人
  • 他人に流されたくない人
  • 守りたい誰かがいる人

.

そして目次。

ササッと確認してみてください。

【もくじ】

言葉
01 否定語を捨てる
02 「自分はがんばってます」アピールを捨てる
03 「忙しい」を捨てる
04 他人への陰口を捨てる
05 言い訳を捨てる
06 正論を捨てる

人間関係
07 手柄を捨てる
08 「友達」を捨てる
09 他人との比較を捨てる
10 プライドを捨てる
11 「いい人」を捨てる
12 人脈づくりを捨てる
13 「ギブ&テイク」を捨てる

モノと金
14 自己啓発書を捨てる
15 物欲を捨てる
16 節約・貯金思考を捨てる
17 写真や手帳を捨てる
18 タイムマネイジメントを捨てる
19 顧客志向を捨てる
20 「問題解決思考」を捨てる
21 情報を捨てる
22 残業ゼロを捨てる
23 完璧主義を捨てる

働き方
24 「自社基準」の評価を捨てる
25 キャリアアップ思考を捨てる
26 アーリーリタイアを捨てる
27 成功体験を捨てる
28 「忍耐」を捨てる
29 二元論を捨てる

弱い心
30 嫉妬を捨てる
31 依存心を捨てる
32 「分相応」を捨てる
33 コンプレックスを捨てる
34 心配事を捨てる
35 正義を捨てる
36 他人のつくった「成功」の基準を捨てる
37 反省を捨てる
38 「社会は厳しい」を捨てる
39 学歴・資格を捨てる
40 拡大思考を捨てる

.

こんな感じです。

1つでも

「そう!そう!」

と思えるような共感ポイントがあれば、
もう買ったほうがいいですね。

特に、14番目については力が入っています。
デザインもココだけ異質です。

普通は文字の背景って白色ですよね。

でも、ココだけは背景に文字が入っています。

巨大サイズの薄灰色で、

「自己啓発書を捨てる」

と印刷してあります。

著者の午堂さんが一番言いたかったことを
書きましたよ!という意味なんでしょう。

14 自己啓発書を捨てる

捨てられない人:関係者のカモになる。
捨てられた人:本当に必要な実務書に出会える。

という具合に、「捨てる」ことで得られる
メリットとデメリットがまとめられています。

すべてのタイトルで同じようにまとめてあるので、
理解しやすいですよね。

この本は、いわゆる「自己啓発書」です。

にもかかわらず、「捨てる」リスト入りです。

一体どういうことなのか。

「自己啓発書」が不要なわけじゃありません。

でも、使い方を間違ってしまうケースが
結構多いらしいです。

なので、

「どのように使うべきなのか」

という午堂さんの意見が載っています。

私の場合、本のジャンル分けを意識したことが
ほとんどないんですよね。

興味があったら読む。

ただそれだけなんですよ。

あなたはどうですか。

いわゆる「自己啓発書」を、
上手に使えてますかね。

この本を立ち読みするなら、
ココだけでもいいと思います。

あと、もう一つ。

一番最後の、

40 拡大思考を捨てる

捨てられない人:無駄なものに気がつけない。
捨てられた人:満足度の高い生き方が見えてくる。

もチェックしておいてください。

私の中では、一番共感できた部分です。

「いったい、何のために働いているのか」

「何をしたくて生きているのか」

という根本的で、当然の質問について
午堂さんの答えが載っています。

かなり、コピーライターの人生にも
通じるところがあります。

これからインターネットを利用して
仕事を始めたいと考えている人なら、
何度か読むべきです。

いやー、捨てるモノって
いっぱいありますね。

モノといっても「物体」ではありません。

この本では、私たちの頭の中にある
「考え方」のこと。

当然、見えません。

ですが、この見えない「考え方」こそ、
私たちの人生そのものを決定します。

普段は気づかないような「見えない」問題に
気づかせてくれる、オススメの本です。

捨てるべきゴミは、ドンドン捨てよう!
ゴミは捨てるためにある

日記

Posted by 百年一瞬ブログ