宇宙からやって来た「歩きスマホ」

2017/07/21

あなたは「歩きスマホ」と聞いて何を思いますか?

「あー、よくいるよね」

って感じですかね。

私は【トランスフォーマー】をパッと連想します。

彼らは宇宙からやって来た生命体で、
形を自由に変化させるんです。

体は金属でできてます。

「トランスフォーム!!」

って叫んで、人間型ロボットから
自動車になったり戦闘機になったりします。

ちょっとカッコいい感じ。

HONDAのASIMOもビックリですよ。

ただ、私は一度も目撃したことないですけどね。

歩きスマホ 最大の謎

でも、最近は町中を徘徊しているらしいじゃないですか。

彼ら(歩きスマホ)が原因でトラブル続出らしいので、
十分注意したいところです。

私は一度も見たことないですけどね…

はい、分かってますよ。

「スマートフォンを操作しながら歩く人」のことを
「歩きスマホ」って呼ぶんですよね?

指差しながら

「あっ、歩きスマホだ!!」

って言うんですよね?

分かってますよ。

分かっていて、ワザと知らないフリをしました。

先ず結論からバシッと言おうか迷いましたが、
あえて知らないフリをしました。

だって、ムカつくじゃないですか。

あまりにもトンチンカンで
訂正の気配すらないなんて、
もう頭がおかしくなりそうです。

だから今回は言わせてください。

強く言わせてください。

「歩きスマホ」とは

歩き回るスマートフォンのことです。

スマホのことです。

ですから、

「歩きスマホは危険なので止めましょう」

と言われても、意味不明なんです。

「自分で歩き回るスマホなんて凄いですね。
危険ってことは映画のような殺人マシーンなんですかね。
それは危険ですね。大変ですね。
でも、私に言われても制御できませんよ。
存在すら知らなかったんですから。」

って感じです。

今後、

スマートフォンを操作しながら歩くことを表現する時は

「スマホ歩き」

と言いましょう。

「スマホ歩き」

です。

使う時は、

「スマホ歩きは危険なので止めましょう」

が正解。

前後入れ替えでトランスフォームだ!

「まあまあ、そんなに目くじら立てなくっても
そんなに重要じゃないでしょ、意味が伝わればいいでしょ」

と思ったそこのあなた。

「『歩きスマホ』だろうと『スマホ歩き』だろうと
どっちでもいいですよ〜」

と感じたそこなあなた。

違います!

全然違いますから!

そういう違いは大切にしないといけませんよ。

例えば、

「飲酒運転」は「運転」です。

「運転飲酒」だと「飲酒」です。

一升瓶片手に運転しながらグビグビ飲みます。
(即逮捕だ!)

「焼きおにぎり」は「おにぎり」です。

「おにぎり焼き」だと「焼くこと」です。

何かをおにぎりみたいに焼くことです。
(根性焼きより酷いかも)

「女子トイレ」は「トイレ」です。

「トイレ女子」だと「女子」です。

もうトイレが大好きでたまらない女子のことです。
(芳香剤の香りがしそう)

「味噌ラーメン」は「ラーメン」です。

「ラーメン味噌」だと「味噌」です。

ラーメン風味の味噌です。
(意外とおいしいかも)

「SMAP解散」は「解散」です。

「解散SMAP」だと「SMAP」です。

解散しそうでしないアイドルグループです。
(人気なさそう)

「満塁ホームラン」は「ホームラン」です。

「ホームラン満塁」だと「満塁」です。

ホームランを期待されつつも、まだ満塁です。
(もどかしい)

「ひげ・ダンス」は「ダンス」です。

「ダンス・ひげ」だと「ひげ」です。

ダンス好きのひげです。
(意味不明)

「アップル・ペン」は「ペン」です。

「ペン・アップル」だと「アップル」です。

ペンが刺さったアップルです。
(間違うとピコ太郎さんに怒られます)

くどくなりそうなのでこれくらいで止めておきます。

どちらも一緒じゃないということ。

大きな違いがあるということは
あなたも理解できると信じています。

野放し状態「歩きスマホ現象」

言葉を略すのって難しいです。

私だってしょっちゅう間違います。

人間ですもの。

でも、今後は「スマホ歩き」と言ってくださいね。

そして、あなたの友人にも広めてくださいね。

「それ違うよ。スマホ歩きだよ」

って言ってあげてくださいね。

お願いしますよ。

私が今回言いたかったことは以上です。

最後に「歩きスマホ」誕生の経緯について
私なりの考えを伝えようと思います。

どうしてこんな言葉が流行してしまったのか。

背景を考えてみます。

有史以来の略語ブーム

今、日本では短く略すことが評価されています。

なんでも略しますよね。

実はこの略語ブームに加えて、
もう一つのブームがあります。

それは「カタカナ英語ブーム」です。

英語を日本語の発音に置き換えてカタカナ表記し、
好んで使うブームです。

なんでもカタカナにします。

この2つが重なってしまうと、かなり厄介です。

英語 → カタカナ → 略語

という具合です。

最初の言葉なんて原型をとどめないわけです。

スマホが良い例ですよね。

(Smartphone → スマートフォン → スマホ)

他にも、セクハラ、パリピ、グラコロ、コスパ等々
本当に無数にあります。

ただ、このブーム自体は全く問題ありません。

これまでも日本語は時代とともに変化してきましたし、
これからも変化し続けるはずですから。

問題なのは、カタカナ英語や略語に慣れてしまい、
変化そのものに鈍感になっている点です。

変化して当たり前。

ですから一つ一つ正しいかどうかなんて
考える暇がないんです。

とりあえずみんなが使っていれば、自分も使う。

ただそれだけなんです。

私はこの空気感をまとめて「歩きスマホ現象」と命名します。

私はこの「歩きスマホ現象」が嫌いです。

ただ盲目的に何の考えもなく、ただ流されている感覚。

大嫌いです。

スマホに操作される人間

歩きスマホ現象は一体どうして起こっているのでしょうか。

今一度よく考えてみましょう。

ブームには火付け役がいます。

略語ブームやカタカナ英語ブームを先導しているのは
一体誰でしょうか。

あなたが言われるがまま流行を受け入れるよう
計画しているのは誰なのでしょうか。

答えは出ないかもしれません。

それでも、幽霊のようにスマホ片手にフラフラ歩く様子に
大きなヒントが隠されていると思います。

あなたの考えも、行動もコントロールしてしまう「歩きスマホ現象」。

是非あなたなりの答えを出してみてください。

これは私の予想でしかありませんが、
おそらく最初に「歩きスマホ」と言った人は
テレビなどマスコミ側の人間だと思います。

コントロールする側の人だと予想します。

私の考えすぎかもしれません。

言い過ぎかもしれません。

それでも「歩きスマホ現象」だけは危険です。

このテーマについて話し出したら1日かかるので
今回はここでやめておきますね。

また今度、機会があればじっくりとお話ししましょう。

それではまた。