死ぬところでした

2016/06/01

簡単に「死ぬ」とか言うべきじゃないですよね。

最近の若者はちょっと何かあると「死にそう」とか言います。

そんな学生を見ると右パンチをお見舞いしたくなりますよ。

今回はそんな軽いノリで言っているわけではありませんので
分かってくださいね。

私はここ2週間ほどガクッと体調を崩してしまい、
ずーーっと病床に臥していました。

本当にもうダメかも..って思うくらい苦しかったです。

自分で言うのもなんですが、普段はかなり元気なんですよ。

だからこそ、今回どうしてここまで苦しむことになったのか
原因を知りたくて真剣に考えました。

そして私なりの結論を出しました。

あなたを怖がらせてしまうような話になりますが、
どうか最後まで話を聞いてくださいね。

これは決して大げさでも冗談でもなく
あなたの命、そしてあなたの大切な人たちにも関わる
重要な話だと思いますから…

最悪の殺し屋

Q; 人間はどんな生物に殺されているか

この世は弱肉強食の世界です。

ずべての生命は何かを食べ、何かに食べられます。

いつも清潔な家で暮らし、安全な街で過ごしていると
私たちにはあまりピンとこないかもしれません。

いきなりこんな質問をされても

「人間を殺す動物なんていませんよ」

「人類が頂点、この世の支配者ですからね」

と言ってしまいますよね。

私自身もそう思ってました。

でも、人間だって例外じゃありません。

毎日毎日、人間は殺されているんです。

何千年も昔から殺され続けているんですよ。

怖いですよね。

ここでちょっとだけ人間以外の生物、
例えばシマウマについて考えてみましょう。

シマウマはライオンに捕食されますよね。

シマウマさんに

「あなたを殺す生き物を知っていますか」

と質問したら

「ライオンだよ」

と答えたとします。

ではライオンさんに同じ質問をするとどうでしょう。

ライオンは食物連鎖の頂点に君臨していて
ライオンを殺す動物はいないように思えます。

でも実際はライオンはライオンによって殺されています。

食べるためではなく、多くは雄同士の縄張り争いです。

ライオンは一夫多妻で暮らしますが、
お父さんが喧嘩に負けると、その子供は全員殺されます。

このように、力が強い生き物になると
同じ種族で殺し合う傾向があるんです。

話を元に戻して、

Q: 人間はどんな生物に殺されているか

という先ほどの質問について答えましょう。

それは、

A: 『人間』

です。

あんなに強そうなライオンであっても
実はライオンによって殺されているように、
賢そうな人間でさえ、実は人間によって殺されているわけです。

歴史を振り返れば理解できます。

特に酷かったのは第2次世界大戦 ( 1939 ~ 1945 ) です。

この6年間で7000万人が犠牲になりました。

毎年、1166万人。

人間同士の、本当に凄まじい殺し合いでした。

2016年現在は昔と比べて平和になりましたが、
それでも毎年47万人が人間に殺されています。

人類の天敵は人類だった…

というなんとも情けない話です。

さて、

ここからが本題です。

先ほど「人間は人間によって殺される」と言いました。

でも、実は人間より危険な生物がいるんです。

人間より人間を殺している生き物がいるんですよ。

人間は毎年47万人を殺します。

その生物は、なんと毎年72万人も殺します。

72万人ですよ。

毎年。

72万人といえば島根県民と同じくらいです。

神奈川県だと相模原市民。

東京都だと練馬区民。

全員がこの生命体によって葬られるわけです。

これはもう尋常じゃないですよね。

なので、人間は2番目に危ない生物ということになり、
実はもっと凶悪な敵がいるということになります。

では、1番やばいのは何かというと…

Q: 人間はどんな生物に殺されているか

それは

A: 『蚊』

です。

そう、夏になったらプ〜〜〜〜ンと飛ぶ
あの『蚊』なんですよ。

一瞬頭が混乱しそうになりますが、事実です。

本当に意外ですよね。

あんなに小さいし、手でパシンと潰せますし、
人より弱そうですからね。

いや、絶対弱いですよね。

だから人間を殺すなんて不可能に思えます。

ところが、

毎年72万人も殺されているんです。

蚊に。

そして今回、私も蚊に殺された一人になる
ところだったんです。

神様、助けてください

私は急激な体調悪化で死に目に会った、
と言いましたよね。

その原因も『蚊』だったんです。

思えば始まりは風邪のような症状でした。

なので、すぐ回復するだろうと思っていました。

ところが…

時間が経つごとにジワジワと悪化したんです。

  • 急激な発熱と寒気
  • 全身のダルさ
  • 寝付けない独特の不快感

途中で何度も思いました。

「これは風邪じゃない」って。

でも、私にはもう寝ることしかできないですから、
ひたすら横になって耐えました。

耐えて、耐えて、耐え続けました。

二足歩行するときは食料を調達する時くらいです。

それも寒気でガクガク、めまいでフラフラですよ。

精神的にも辛かったです。

恥ずかしながら泣きましたからね。

このまま原因不明の病で死んだら、
ホント情けないなって思いでした。

そしたら、なぜか昔の思い出が頭を駆け巡ったりして
特に父親とか母親に育てられた頃を思い出して

「もっと親孝行すればよかったな」

とか考えると情けなくて泣いてしまったんですよ。

他にも、あんなことやこんなことを反省しましたが、
ここでは言えませんし、言いません。

長話になってしまうので、一旦ここで区切ります。

続きは次回に持ち越しです。

とにかく『蚊』には気をつけてください。

少なくとも私の中では

「日本だから安全」

という意識は1ミリもありません。

 

日記

Posted by 百年一瞬ブログ