あなたは「浮気しない」と神に誓えますか?

山下です、

プライベートな話をします。

私は独身です、つまり未婚です。

よく、

「結婚しないの?」

と聞かれます。

とくに家族から言われます。

私は結婚なんてしないぞ、と
決めているわけではありません。

ですから結婚しないというよりは
「必要がない」という感じです。

とはいっても、限られた人生ですから
いつかのタイミングで家庭を持ちたいな
という希望はありますよ。

ただ、今は必要ないという感じです。

それでよくよく考えてみたのですが、
「結婚」って一体何なんですかね。

今のところ人間以外に結婚する生き物は
発見されていないわけですが、
実際に結婚した人を見ても、ちっとも
幸せそうには見えないんですよね。

そりゃ幸せな既婚者も大勢いますよ。

でも、そうじゃない既婚者の方が
圧倒的に多いんじゃないでしょうか。

離婚するカップルだって多いです。

ですから、何かしらの大きな問題が
今の結婚制度には潜んでいるだろうな..
と考えてしまいます。

結婚もしていない私が言うべきことじゃ
ないんでしょうけどね。

でも、問題があることは、これはもう
事実ですよ。

その課題を解決することなく、ただただ
結婚するということがリスクでしかない。

メリットなんてないんだろうなと思います。

男と女。

体の作りも、考え方も全く違う生き物。

そんな2人が結婚し、一緒に生活し続ける。

苦痛でしょ。

最初はイイんですよ、最初は。

私たちの体は性的なピストン運動を実行する
ために、最初は「恋」という勘違いをする
ようになっているんです。

恋愛には、

「あ、この人が運命の人」

「あなたといれば、何もいらない」

なんていう強い幻覚作用があります。

そうでもしないと、他人に急所を露出する
ことなんてできませんからね。

「この人なら大丈夫」

という誤解があるからこそ、結果的に
赤ちゃんが誕生するわけです。

相性のいい夫婦であれば、子供も
どんどん産まれるでしょう。

そうしてこともがある程度成長した頃に、
この「恋」という勘違いに気づきます。

早い人では3ヶ月、遅い人でも15年あれば
全員がハッと目覚めるわけです。

「なぜ、この人と一緒にいるんだろう」

と…

はい、そこからがいよいよ結婚生活の
本番スタート。

夫が家を出るときに自由を感じ、
妻がいないときにウサを晴らす。

お互いに垂れるモノも垂れ始め、
行動や匂いがいちいち気に触る。

試練といえば聞こえが良いかもしれません。

でも、これはもう虐待ですよ。

結婚制度による拷問、ハラスメント。

ジワジワ、ジワジワと苦しいハズです。

現状を維持するための努力を積み重ね、
見えない意味を必死になって探求し、
人間としての境地を目指すわけです。

そうして高齢者になり、正月に夫婦で
お参りに出かけるとき、手を取り合って
外出します。

周りからは、

「素敵なおじいちゃん、おばあちゃんね」

「いつまでも愛し合って、理想の夫婦」

と見られたとしても、実際はお互いが
転倒しないように手を取り合っている
だけの話。

試練を乗り越えれば、強くなるでしょう。

でも、それだけキツイものです。

8つに割れた腹筋を見て憧れるのと、
結婚って似ている部分があります。

それなりの肉体を手に入れるためには、
それなりに辛いトレーニングが必要です。

何年も、何十年も、暑いときも寒いときも、
他の人が遊んでいても、暴飲暴食していても
自分に負荷をかけ続ける日々。

その結果として立派な腹筋があります。

それなりに幸せな結婚を実現したいなら、
それなりに辛い試練が待ち受けています。

今の結婚制度だと、全員が

「腹筋はエイトパックを実現すること」

と決められているようなもの。

お腹なんて割る必要がないという人
にとっては苦痛でしかありません。

途中でトレーニングを止め、「離婚」する
という選択肢も存在するわけですが、
またこれがイメージダウン甚だしいわけです。

だからそのまま続ける、離婚は避けたいのが
正直なところなんだと思います。

問題ありすぎでしょ、結婚って。

それで調べてみたんですが、どうも
今の結婚(一夫一婦制)になったのが
明治かららしいじゃないですか。

間違っていたらアレなんで、あなたも自分で
調べてみてほしいのですが、江戸時代までは
一夫多妻制だったらしいです。

じゃあなぜ、どういう理由でそうなったのか
というと「キリスト教」の影響らしいです。

まあ、そうでしょうね。

憲法を含めて明治政府はヨーロッパから学んだ
部分がとても大きいですから、キリストの思想も
十分入っているでしょう。

それで日本も一夫一婦制になったとしても
全く不思議じゃありません。

でも、ちょっと待ってくださいよ。

一体どれだけの日本人がキリストの真を理解し、
聖書を朗読し、毎週教会で祈るのでしょうか。

それなしに、ただ制度だけをマネしても
全く意味がありません。

私の少ない経験から信じていることの一つに

「海外組はとんでもなく浮気性」

というものがあります。

つまり、日本を出ると、貞操観念に大きな違い
があるわけです。

特に白人はビックリするくらい攻撃的に浮気
する人が多いです。

アジア人やアフリカ人に対してだと、
もうバンバン仕掛けてきます。

全員じゃないですよ。

もちろん節度を重んじて、人間的にも
素晴らしい人たちはたくさんいます。

でも、真逆がスゴすぎる。

とにかくヤリまくるわけです。

今でもそうなら、おそらく昔は
もっと酷かったんだろうと思います。

だから、一夫一婦制ができたわけです。

スーパーモンスター級の性欲を抑えるための
誓約だったんでしょうね、多分。

それを日本人もマネした..

これって、不自然ですよね。

もちろん日本人にもウルトラ級の浮気者が
いますよ。

でも、海外組と比べれば少ない。

異なる宗教、文化の国で同じ結婚制度という
この基本的なところでズレているんでしょう。

そのズレが、苦しみに変わり、試練になり、
魅力的じゃなくなっているわけです。

今の制度で結婚することは、本当に
正しいことなのでしょうか。

どんなん宗教であれ、結婚式とは
「ずっと愛し合う」ことを誓う儀式です。

神に誓います。

その時、あなたは本当に誓えるでしょうか。

この先何十年、何がどうなるか分からない。

それでも心から約束できるでしょうか。

今の制度では、「その相手を愛し続けます」と
「浮気はしません」という2つの約束が必要です。

本当に約束できるでしょうか。

その人を愛し続けるのは可能かもしれませんが、
他にも好きな人と出会わないと約束できるでしょうか。

完璧な仕組みなどありませんが、少しでも
理想に近づくために制度そのものを
見直す必要があるんだと思います。

日記

Posted by 百年一瞬ブログ